おたくのひとりごと

自由気ままにぼやいています

推しが泣いた話

若手(?)俳優Aさんの話。
Aさんは某2.5次元舞台からずっと応援している。
正直言って、Aさんは同舞台出身の若手俳優に比べたら人気がない。
「嫌いじゃないしどっちかと言えば好きだけど、通うほどじゃない」みたいな人が多い気がする。
それでも出演作は多いと思うし、その頻度も高い方だと思う。
しかしどれもメインの役柄ではない。
何人かいるメイン級の1人、ということはあるけどそれでもメインではない。
めっちゃ性格の悪い言い方をすると、主演(人気若手俳優)の引き立て役みたいな感じ。
それでも私はいいと思ってる。
だってAさんは引き立て方が上手いと思う。
共演した若手俳優もAさんを慕ってるところから、人の良さと役者としての信頼感があることが感じられる。
そういうところが好きだから、別にいい。
とは思っても、やっぱりAさんの主演を見てみたいのがオタク。
でもまあ…人気的には難しいんだろうな、と思っていたとき、Aさんの主演作が決まった。
当たり前のように見た。最高だった(語彙力)
脚本・演出家がAさんのことを大好きだということが伝わるし、何よりめっちゃ信頼されてるんだなと思う内容だった。
もちろん他のキャストからの信頼が厚いことも伝わる。
推しが主演で、こんなに信頼されている。
これ以上嬉しいことはあるだろうか…。
そして更にその主演作の続編も決まり、また当たり前のように見た。
1作目もそうだったがかなりアクション、殺陣の多い作品。
2作目も相当な運動量だった。
Aさんを信頼した結果なのか、Aさんのアクション量が半端じゃなかった。
正直言って、Aさんはもう若くない。
もともと運動神経がすごく良いわけでもないしアクションが得意な人でもない。
それなのにこれは…きつくないか…?と劇中ハラハラしていた。
そして大千秋楽カーテンコールで会場全員スタンディングオベーション
Aさんが、泣き崩れた。
いままでAさんが泣いた姿なんて一度も見たことなかったし、キャストも「あの人が泣くなんて」と言っていたので、衝撃だった。
やはりそれほど大変で、それほど嬉しかったんだろうなと思ったら私も泣いていた。
それ以降、Aさんの主演作(というかメインの役)はちょっとだけあった。
でもびびるほど動員が少ない。
あの涙を見てから、今までAさんは人気がないし主演じゃなくても仕方ないなーと思っていたけど、やっぱり主演をしてほしい。
主演をするなら、たくさんの人に見てほしい。
でもやっぱりどの舞台も主演は若くて人気のある役者が多い。
年齢を重ねていけばどんどん主演を支えるベテラン、みたいな立ち位置になるのもわかる。
だからと言って帝劇とかでかい舞台に出られるような人でもないと思ってる。
そしてAさん本人からの『いつまで舞台に立てるかわからない』発言。
あの時の涙はどういう思いがあったのか、しばらく経った今でもたまに考える。
2.5出身の俳優って、様々な道に行ってると思う。
イケメン俳優道まっしぐらな人も、映像に行く人も、声優に行く人も、そして引退する人も。
Aさんはもう若くない。そのうちアクションや運動量の多い2.5次元には出なくなる気がする。
そしたらAさんは何を目指してるんだろう。
私はどんな形になろうと推しのやりたいことをやってくれればそれを応援するつもりだけど、Aさんは将来どうなりたいとか目標とか、そういうのをあまり口にしない。
あの時の涙を見て、嬉しさと同時にAさんを推すオタクとして色々と覚悟を決めなければいけない気がした。
考えすぎなのだろうか…。