おたくのひとりごと

舞台俳優、ワンピが好きなバンギャのゆるいブログです。

推しを推す理由

遠征の移動中暇なのでぐだぐだ書いてみる。

いろんなブログを拝見していて、「好きになる俳優の傾向」を見ていると毎回思うのははっきりと自分の好みの傾向を把握していてすごいなってこと。
私は私の好みの傾向なんて全くわからない。いや、好みのタイプはしっかりあるけれど。
でも推しは全然好みじゃないんだよなあ…。
じゃあ演技が抜群に上手いかと聞かれたら…上手いとは思うけど多分もっと上手い人はいるだろうなあ…と思うしパッと目立つくらい飛びぬけて上手いわけでもない…かな…。
なのになんでこんなに好きなんだろう…って考えたりしません?私は1日3回は考える。

推し俳優Aさん、めちゃくちゃ昔の某舞台で見て「達者な人だ」と思ったし、その後の舞台でも名脇役という感じで主役よりも目が行ってしまいいつの間にか推していた。
でも一番忘れられないのは某舞台でのAさんが泣きながらアカペラで歌うシーンだ。
正直に言うと歌唱力的な面では「へ、下手…」と思った。そう思ったのに私も死ぬほど泣いてたしそのあとはAさんしか見えなかった。
そこから拗らせに拗らせ今に至る…。
イベントの時の私服なんて数パターンのローテーションだしまたその服かよいい加減服買ったらどうだと思うしTwitterはおはようだけだしもっと自撮り撮ってくれよ…と思うけど撮ったら撮ったで下手だし共演者の自撮りに紛れていることもあるが95%写り悪いし調子乗ると口悪いし調子乗らないと全然喋らないし。
文句を言おうものならいくらでも言えるのだがそれでもAさんのキャラビジュが出ると毎回美しすぎて拝み倒す。
そして劇場で舞台上のAさんを見れば脇役だろうと何だろうと最高にかっこいい。
ギャグだろうとシリアスだろうと全力投球で、でも力の抜きどころも絶妙で、誰かが言っていたが本当に「カンパニーの先頭もしんがりも安心して任せられる人」だと思った。
ぐだぐだ書いたところで結局Aさんの何が好きかと言われたらあの芝居だろうなと思う。いややっぱり「全部」でお願いします。

次に推し声優Bくん。そこそこ好きなキャラのCVがBくんだったのでそこで初めて知ったのだが、第一印象は「うるさい、やかましい、落ち着けよ」の3コンボ。
しかしその作品のライブイベントにて、周りのキャストたちが大泣きしているラストの挨拶で、Bくんは目に涙を浮かべながらも必死に涙を堪えて死ぬほど真面目なコメントをした。
それだけでもかなり胸に来たのにBくんは「(いつもふざけてる)俺なのに何真面目なこと言ってるんだって思った?本音だからだよ」と言ったとこで私は天を仰いで心の中で「スキーーーーーーーーーーー」と叫んだ。
その後も色んな役柄を聞くようになったが、正直演技が上手いかどうかと言われたらそこまでじゃないと思う。
普段からお調子者なのでニコ生とかイベントに出れば絶対にいじられるし無茶振りをされる。
ふざけそうな人がいない場で地獄のような無茶振りをされた時も事務所に怒られるレベルで全力でボケたBくん。
あのライブイベントの姿を見ていなかったら「何この痛いやつ」で終わったかもしれんが、あれを見たあとだと「死ぬほど真面目だからこそこんなに全力でふざけてるんだな…」と痛々しい姿にすら胸を打たれるという不思議。
声優は多くのキャラを演じるので正直「あ、この人このキャラのことちゃんとわかってないまま演じてるな」というのがわかってしまう時がある。
Bくんも嬉しいことにどんどん仕事が増えて演じるキャラも増えているのだが、1人1人のキャラに愛情を持って演じているのがインタビュー等を見ているとひしひしと伝わってくる。
お調子者なのにクソ真面目なところが好きなんだろうなあ…。すごい応援したくなる。だから好きだし推してる。

こうやって文章にまとめてみて(まとまってない)気付いたのは私の推したちは総じてクソ真面目だということだ。
多分、見た目とか声とか演技が上手いとかそういうことより、その人の仕事に対しての姿勢を見て応援したいと思うんだろうな。
真面目な人なんて沢山いるのに何故その2人が推しなのか、とか問い詰められたらもう「好きって気持ちに理由はないんだよ(イケボ)」って言うしかない。

あともう一つ気付いた。私の推したちは総じて私服がダサい。

こちらからは以上です。