おたくのひとりごと

自由気ままにぼやいています

推しの舞台を見たはなし

推しの舞台を2日間見てきた。作品名と役者名は出しませんが多分すぐわかる。

わかってもそっとしておいてください。

 

まず、千秋楽前の2日間行ったのだが、びびるほどガラガラだった。

私の中では豪華キャストだったしキャパも少ないのにこんなガラガラってまじかよって感じだった。

同時期に人気の公演がいくつかあったので(私もそっちも行きたかったけど)そっちに流れたのかな…と無理矢理納得させた、自分を。

2日目の終演後、隣の人が「こんなガラガラなんて思ってなかった…私にできることはないのだろうか…」と言ってて心の中で「いやまじそれな」と死ぬほど同意した。

私がチケットたった1枚買ったところで空席がすべて埋まるわけじゃない。どうにかしたい。推しにこんなガラガラな客席見せてがっかりさせたくない。なんで私は体が1個しかないんだろって思った。友達誘えば良かった。ちくしょう。

そして作品自体のことだが、正直言って期待しすぎた!完全に期待しすぎた自分が悪い!

なんというか、最大のがっかりポイントは「解釈違いが半端なかった」。

日本史的な内容だったのだが、確かに宣伝のときに「史実通りではなく、ifストーリー的な感じ」と言っていたし、それを理解していたつもりだった。

しかし、最初から年表通りに進んでいったがオリジナル展開に入ると「流石にそれはどうなの」的な展開になった。

…というのも推しの役が序盤で死んだ。

え〜〜〜〜!?!?推しさんあんたメインじゃないの!?!?メインだよね???チラシにもメインメンバーで載ってたよね!?!?でもメインのあんたこんな序盤で死ぬ!?!?史実的にも今あんたここで絶対死んじゃだめだよ!?!?!?そのオリジナル要素さすがにどうなの!?!?史実どおりでないとはいえ!!!

大混乱してたら話があんま入ってこなかった。それは私の認識が甘かったのと、今回2作目だったのに前作を見ていなかったのが要因だったと思う。

多分、前作見てればもっとすんなり見れたんだろうな…。推しが出るからって2作目から見るのってやっぱリスキーだな。反省。

でも2日目に見た時、ここで推しの役が死ぬ意味、というか死んでも伝えたいことがわかった気がした。

そして推しの死ぬ前の芝居が本当に最高だった(語彙力レベル0)

死ぬ前の芝居、掛け合いではなくほぼ一人芝居だった。一人だけで間の取り方も声色も立ち回りも、全てが素晴らしかった。

それに圧倒されてしまって尚更話入ってこなかったのかな。うーん、やっぱ推しは最高(べた褒め)

推し以外にももう一人、好きな役者がいたのだが、その方も最高だった。

この二人のことは話し出したら多分止まらないのでツイッターの方で別な形でまとめます。自分用に。

あと、笑い要素として別作品のネタを入れ込んでいたのがちょっと残念だった。

キャストが過去出ていた作品とは言え、関係のない作品で笑わせようってのは気に食わなかった。ゴリゴリのコメディならまだしも、人情劇と言っといてそれはどうなの…?と思ってしまった。

そして、主人公に共感が出来なかった。

いい人なのはわかる。優しい人なのはわかる。でも綺麗事だけではやっていけないことだってあるでしょう、と思った。

多少の妥協や諦めも必要なことがあるのに、それを、やだやだ!やりたくない!と駄々をこねる子供か?と思ってしまったのだが…それだけ私がひねくれた大人になってしまったのかな…と思った。

共感はできなかったけど、自分のひねくれたとこを痛感するくらい真っ直ぐさが眩しい主人公。多分、伝えたかったであろうことは充分伝わってきて、考えさせられた。

自分の性格の悪さも痛感したさ…。

 

ここから推しべた褒めタイムなんですけど(勝手に)

もうほんっと最高でしかない。とにかく声の圧がすごい。声ががでかいわけじゃない。よく響くしよく通る。推しの台詞ひとつひとつがめちゃくちゃ沁みて届く。そして所作がほんっとうに綺麗。普段口悪いけど品のある所作が美しいね!贔屓目なのかもしれないけど。

個人的には推しの、ゴミを見るような目が最高でした!!!!全然伝わんないだろうけど最高でした!!!!!

そして一番最後、エンディングで決めポーズのまま静止してライトを浴びる推しを見た時、心の中で「うつくしーーーーー!!!美しいよ!!!美しいよ推し!!!最高!!!!もっと見せて!!なんならこの瞬間切り取ってデータで送ってくれ公式!!!!!わーーーー美しいな〜〜〜〜〜あーーーーーすっごい美しいよ〜〜〜〜うわ〜〜〜〜〜超美しい〜〜〜〜〜!!!」と大騒ぎだった。

推しはイケメンかと聞かれれば「いいえ」と即答する自信あるけど本当に美しかった。ありがとう。

 

しばらく原作ものの舞台ばかり見ていたので、「推しの役はどんな人なんだろう?」「この役はどうしてこんなことを言うの?」「この結末は正しいのか?」とか、そんなことを考えるのが本当に久しぶりだった。

2.5とか原作があると、大体原作を知ってるものが多いので結末がわかってる前提で見てるから「いかに原作を再現して舞台なりの表現しているか」を見てしまう。

こうやって話の流れとかキャラの心情を考えるとか、久しぶりすぎてそれ自体に感動したし、楽しかった。

文句を言ってるのか褒めてるのか自分でもよくわからないけど、結果的には見に行って良かったと思う。

2.5が次々出てくる昨今で、歌もダンスもなく、戦国の話なのに殺陣も大量にあるわけではない人情劇。なかなか見れないだろう。

文句も言ったけど、そんな作品だからこそ芝居がストレートに入って来て沢山考えさせられた。だからこそ「え、それ違うんじゃない?」みたいな解釈違いも出てしまったのかな、と今では思う。

推しも「久しぶりに『演劇してる』って感じで全員で作ってる」と嬉しそうに話していたので、それを思うと本当に良かったなとオタクは思います。

やっぱり推しが嬉しそうだと嬉しいね。

あー推しが最高ってだけの話を延々と語りたい。