おたくのひとりごと

舞台俳優、ワンピが好きなバンギャのゆるいブログです。

ペンライトで推しアピールってどうなの問題

そもそもペンライトとサイリウムの違いってなんでしょう。そんなレベルですこんばんは。

さて、私はずっとペンライトを振るよりも己の頭を振る界隈に長くいたのでペンライトの文化とかにはものすごく疎い。

初めてキンブレを買ったのは数年前の某声優さんたちのライブに行ったときだった…。

そこからペンライトを使用する機会が増えている。

2次元アイドルの急増。そして2.5次元舞台のライブの急増。ライブじゃなくても舞台中にライブパートがあったり。

そこで最近気になることがあった。

それがタイトルどおりなんだけど、これって一般的にはどう思われているんだろう。

私個人としては(めちゃくちゃバンギャ的に表現するけど)好きなメンバーのギターソロとかでハート飛ばして咲くのとだいたい同じことだと思ってたから別にいいんじゃないのかと思っていた。

しかし友人と話していたらそうじゃないと言われた。

「ペンライトを持ち、光らせた時点で私たちは舞台装置の一部のなったのに勝手な行動は許されるのか?」と言われた。

そういう考えがあるのね…。

たしかに、私も最近あんステだったり某アイドル作品のライブだったりに行って、「ペンライトの色がバラバラすぎて色が汚いな」と純粋に思った。

逆に、演者が「こっちのブロックは青!そっちのブロックは赤!」と指定し、その通りに一斉に光らせた時は非常に綺麗だと思った。

その時、ステージよりも天井の方が近いような所謂クソ席だったんだけど(モニターすら見づらくて同じような衣装で一列に並んだときは誰が誰だかわからなすぎて友達と爆笑していた)統一されたペンライトの光を見たとき思わず隣にいた友達と「この席でよかったね」と言い合ったものだった。

ステージからの景色も、同じように見えているのかなと思うと、やっぱり「ただ光る」だけで綺麗とは思わない。統一されてこそ綺麗だと思う。

そう思うと、周りとは違う推しキャラの色をアピールのために光らせるって、どうなんだろうと思ってきた。

そりゃ自分の色を見つけた演者は嬉しいだろうけど、全体的に統一されてない汚い光景は嬉しいものなのだろうか。

っていうかそもそもキャラの髪色だとかイメージカラーだったり、公式で示されてない色を勝手にアピールされても「その色は俺のキャラの色だ」って理解するのだろうか…?と思うと「推しにファンがいるよアピール」というよりただの自己満足じゃん。

自己満足のために統一感を乱し、そんな方々がどんどん増え、色が汚いペンライトの海。演者は喜ぶのかなあと思った。

「ペンライトを光らせた時点で自分も舞台装置の一部」という考えは人それぞれだと思うけど、そう思うことで、たとえクソ席でも「私もこの空間にいて貢献できる」と思うとちょっと救われた気持ちにはなる。個人的には。

己の頭を振るような界隈のライブでも、曲に細かい振りがあったりするが「ライブをどう楽しむのかは個人の自由。好きに楽しめばいい」精神なので「ライブではこうするべき」みたいなのは必要ないと思う。もちろんマナーとルールさえ守れば。

でも、特に「このユニットはこの色だよ」と指定されているようなライブで無理矢理違う色で推しをアピールするのはどうなんだろう。

それが悪だとは思わないけど、ただ単純に「ペンライトの色が統一されてないとすっげぇ汚い」とは思う。

ペンライトの文化って私が知らないだけで暗黙のルールみたいなのがあるんですかね。よくわからないです。

余談ですが、本物のガチ女性アイドルのライブを見る機会があり、その時の男性オタクたちの統一されたコール、振り、ペンライトは迫力がありすぎて圧倒された。

私のような2次元アイドル、アイドルものの舞台が好きでペンラ振ってる人間とは格が違うと思った。

「統一」は「美」なんですよね。あれはあれで芸術だな…とステージじゃなく客席に感動した。

 

あともっと余談だけどペンライト振る時、バンギャ特有なのか私が変なのか絶対裏拍で取っちゃうんだけど、なんでみんな表で拍が取れるんだろう…。おかげで裏で取ってる人を見ると「この人も仲間か」と思うようになりました。