いつもこのような乱文だらけのブログをお読みいただき、誠にあり
さて、いつにもまして異様な書き出しで始めさせていただきました 今回のエントリー。
タイトルのとおり「語彙力を養いたい」がテーマとなります。
オタクは日常的に語彙を見失いがちな生き物だと思っています。そ う、きっとこれは私だけじゃないはず。
推しを見れば見るほど、語彙力がなくなる、悲しい生き物ですね、 オタク。
伝えたいのに伝えられない。簡単な言葉で表せないのに簡単な言葉 しか出てこない。たいへん悲しいことです。
そして、なにより現在これを読んでくださっている皆様に対しても 私は果たして「面白いブログ」を書けているのでしょうか?
最初は壁打ちのつもりで始め、そのために「おたくのひとりごと」 なんて名前をつけ(本当は何も考えていなかった)好き勝手書いて いたのですが、読者数もアクセス数も日に日に増え、 このままでいいのか?と思うようになってきました。
相変わらず自己満足の好き勝手なブログを書き連ねている私ですが 、さすがに「言葉」くらいはしっかりせねばならんのではないだろ うかと思いました。
推しへの想いを表現しようとしても出てくる語彙は「最高・かっこ いい・美しい・かわいい・好き・素晴らしい」のどれかのみ。
毎回これらを駆使して感動を伝えようとするも、私が受け取った感 動を言語化するなんて無理。
駄目だ、いけない。着々と推しバレしている今、もっと上手に表現 しないといけない。
まず、以前ツイッターで見つけたこちらを購入した。
サイズ(縦15.5cm横9cm厚さ1.5cm)も価格(定価630円)もお手ごろで持ち運びにも便利です。まえがきにこう書 いてありました。
「字数オーバーだけど、似たような短いことばが思いつかない。万策尽きた」 「キャラクターへの溢れんばかりの愛が言語化できなくて、もどかしい」
それな(既に語彙力がない)
そんな人たちのための辞典となっているようです。もしかして…私 のために作ってくれた?(違う)
「感情キーワード」ごとに関連する漢字語を中心とした語句が並ん でいます。簡単な意味と、使用例も載っているのでアホな私でも難 しい語句をドヤ顔で使えますね。また、 漢字語意外にもカタカナ語、オノマトペなども載っており、巻末に は索引もあるので脳直で浮かんだ語句を調べてその類義語、関連す る語句を調べることが可能です。
やっぱり私のために作ってくれた?(違う)
例えば、オタク使用率No1の「好き(好む)」という感情キーワ ードで調べてみると、漢字語13語、「やわらか表現」 の語23語、オノマトペ3語という豊富さ。ただ「もう推しが好き 。すっごい好き。とにかく好き。」と言うと頭悪そうですが、この 辞典を駆使すれば知的に且つ気持ち悪くなく愛情表現ができる予感 しかしない。
それでは早速活用してみよう。
まず、 脳直で思考力も語彙力もゼロにしてアホみたいな文章を書きます。 そのアホ文をこちらの辞典を用いて知的且つ気持ち悪くない文章に 直します。
「なんと言ってもビジュが美しい。歌う姿も美しい。佇まいも美し い。立ち回りも美しい。美しい。コメディ部分では非常にかわいい 。そのかわいさもまた美しい。そしてドス黒い感情を抱えてる時の 姿すらも美しい。とにかく美しい。」
ひっでぇ(ドン引き)
この何も伝わらない駄文を辞典によって意味の伝わる人間の言葉に 変換しましょう。今回は多用している(しすぎている)「美しい」 をバリエーション豊かに表現したい。
「なんと言ってもビジュが端麗である。歌う姿もたいへん艶美だ。 佇まいも優艶だ。立ち回りも華麗だ。エレガント。コメディ部分で は非常にプリティ。そのプリティさもまたチャーミングだ。そして ドス黒い感情を抱えてる時の姿すらも妖艶である。とにかくビュー ティフル。」
すごい!同じ言い回しをせずにすべての「美しい」を変換できた! すごい!同じ「美しい」でもちょっとずつニュアンスが違うのもわ かる!
でも!なんかめっちゃ笑っちゃう!なんだろうこの滲み出てるアホ さ!語句だけ変換してもアホが作った文はアホってバレるかも!意 味ねぇ!自分で読み返してめっちゃ笑ってる!
でも簡単な語句でもニュアンスの差が表現できるというのは大きな 成果。これは使えるぞ!冷静に落ち着いて考えれば出てくるような語句ばかりですが、推しが最高なとき、落ち込んだとき、興奮したとき、冷静になれないのがオタクです。落ち着けないのがオタクです。普段脳内にあるであろう語句を引き出せないのがオタクです。そんなオタクの強い味方になりそうです、この辞典。
今後ブログを書いている時に同じ語句しか出ていないと気付いたらこちらを利用しようと思います。あとはやはり何と言っても推しへの手紙を書く際は非常に使えると思います。でもブログはたまに脳直で書いてしまうことがあるので「語彙力を失ってる」と自覚出来ないときがあるかもしれません。その時はすみません。