おたくのひとりごと

舞台俳優、ワンピが好きなバンギャのゆるいブログです。

ガチ恋アンサー

yorumushi.hatenablog.com

狂気のガチ恋先輩、夜さんのブログを読んでノックアウトされた。

全部私のこと書いてんのかと思った。違った。
ブログを始めてから、というか推しさんを推してから私はずっと「ガチ恋ではない」と言い続けて来た。しかし、ここ数年拗らせに拗らせてる上、元推しくんを降りるというオタク上のビッグイベントを乗り越え、その寂しさ故か、更に推しさんに対して拗らせている自覚はしている。最近、それがあまりにも拗らせすぎて薄々「これはガチ恋というやつでは…」と思ってきた。心の中で「いやでも推しさんがもし結婚しても私は祝福するし推しさんの不健康な生活が嫁さんのおかげで健康的な生活になれば最高じゃん」と暗示をかけるように思い続けてきた。暗示をかけてる時点で、ガチ恋じゃない…?
「オタクとしてこう在りたい姿」みたいなものを勝手に自分の中で枠をつくって、自分をそれに無理矢理当てはめようとしている気がする。その中で「ガチ恋」にはなりたくなかった。だから「自分はガチ恋ではない」と思っていた。というか思いたくなかった。

 

「ガチ恋」って開き直ると気が楽になるよ

ガチ恋とは - 欠けた月の裏
全くその通りで、自分で自分をガチ恋と認めたくないがために「ガチ恋じゃないからこう思ってはいけない…ガチ恋じゃないからこう思うのはよくない…」みたいに思うことが多々あった。なので「認めると楽になる」と言うのは非常によくわかる。それも踏まえてガチ恋診断をしようと思う。
 
「好きな人いるの?」って聞かれて「(いるけどその人のことなんて言えない……)いまはいないかな~」って答えちゃう。
その通りです。
 
推しさん「好きな女性の髪形ですか?ロングのカールとか好きですね」あなた「よし、髪伸ばして巻こう」
髪型は似合う似合わないがあるので一応参考程度には聞くけど自分に似合わなそうな髪型だったらそれに合わせることはありません。
 
推しさん「好きな女性の服装ですか~、うーん、ふわふわっとしたのが好きですね!」あなた「よし、ふわふわな。まかせろ!(普段は着ないのに買っちゃう!)」
推しさんの好みの服装はあまりにも少女マンガちっくすぎて逆に痛い人なので好み通りにはしませんでしたが普段は着ないような服を買った私の話ですね?
 
デート特集とか見て思わず想像し、いやないないwwwってなっちゃう
特集されるようなおしゃれなデートをしなそうな推しさんなのでないです。
 
街中でついつい推しが歩いていないか考えたり想像したりしてしま
田舎者なので都内に遠征中はふと考えることもありますが遠征中はそれよりスケジュールの密度が濃いので本当にたまにです。あと推しさん死ぬほど気配消すの上手そう。
 
何をしてても頭の片隅に推しがいる
常駐してます。
 
実際に会えたら何を話そうか少しでも考えたことがある
うーん、プライベートの推しさんは別に会いたいとは思わないかもしれない。プライベートで推しさんが自分のファンと会ってるっていう状況が嫌かな…たとえ自分でも。
 
今までこしあん派だったのに推しがつぶあん派だというのを知った瞬間につぶあん派になっちゃう
自分の好みは貫き通す派なので推しが好きだからって揺らがないですが、推しの好物見るとなぜか買っちゃいます。
 
さて、こうして見ると意外と当てはまらない。ここで個人的に「これはガチ恋か」と判断するポイントを追加してみる。
 
ガチ恋判断ポイント「共演者に嫉妬するか」
推しさんと共演する女優さんはみんな素敵な方で、毎回すごいなと思わされます。女優さんたちの歌やダンス、芝居、全てが大好きです。これは本心です。ですが、バクステで推しさんの好みのタイプに近い女優さんと推しさんがじゃれていると死んだ目になります。結果的に嫉妬してますね!でもその女優さんが嫌いとかは全くないです!私の目と心が死ぬだけです!でも女優さんより推しさんのTOみたいな俳優陣の方に嫉妬してるかも。
 
ガチ恋判断ポイント「女の影を疑っちゃう」
推しさんがいつもとは違う珍しい言動をする、いつもは身に付けないものを身に付ける、等を見るとみなさんどう思うんでしょう。私は「女か?」って思います(安直)
 
ガチ恋判断ポイント「自分の恋愛対象は推し基準か」
推しが基準です。推しさんみたいに○○か、推しさんより○○か、と毎回推しと比べてしまう。女として最低なのは重々承知です。そして例え推しのような人がいたとしても「でも結局推しさんでは無いじゃん…?」となります。女として最低なのは重々承知してます。
 
ここまで来ると「ガチ恋感」が濃くなってきた。
じゃあ最終的にどうなりたいか。
ガチ恋と言うと多分「繋がりたい」「付き合いたい」「結婚したい」という答えに行き着くのだと私は思っていた。
でも私はそういう気持ちはない。付き合えるかどうかという以前にプライベートな部分の推しさんは知りたくない。
もちろんバクステやトークの中で推しさんが話すプライベートな部分は聞きたいし楽しく聞いている。でもそれ以上のことはなるべくなら知りたくない。
私がこんなに拗らせるまでに好きなのは「役者として表舞台に立っている推しさん」だ。その人柄や性格が好きとは言っても、あくまでもそれは「役者としての推しさん」でしかない。イベントトークで話すプライベートな部分も「役者としての推しさん」が話せる範囲の話だと思って聞いている。そして上でも述べたけど、「ファンと繋がるような推しさん」であって欲しくない。その相手が自分でも。でも実際プライベートで会えるならどうせ会いたいでしょ?と聞かれると、ちょっと複雑な気持ちになる。そりゃ少しでも多く推しさんを見れるなら見たいし、そういう機会があるなら会いたいと思う。でも私が好きな「役者としての推しさん」の姿でなら、と思う。だってプライベートな1人の人間としての推しさんのことは何も知らないわけで、知っているのは役者としての推しさんのことだけだ。何も知らないプライベートな部分まで好きかどうかと言われたら「知らないからわからない」と思ってしまう。だから推しさんの仕事として会えるなら会いたい。なんか特殊な接触みたいな感じで。でも完全プライベートだったらちょっとやだな、と思う。
じゃあ結局どうなりたいのか。
これからも沢山お仕事してる推しさんを見たいです。
 
てことはガチ恋じゃないんじゃ…?
と、思ってガチ恋じゃないガチ恋じゃないと言い続けていました。「ガチ恋じゃない芸」と言われるまでに。
付き合いたいわけじゃないしプライベートを知りたいわけじゃないし、普通のファンじゃない…?と思ってた。
しかし先日のイベントで事態は急変した。まず、推しさんの恋バナ(?)を聞いている間ずっと嫌な気持ちだった。嫌な気持ちっていうか…こう…ざらざらした気持ちっていうか…。楽しそうに恋バナしてる姿は大変微笑ましかったのだが、なんか、ざらざらした。その時に、これってもしかして…と思ってきた。
そして最後に接触があったのだが、そこで推しさんから死ぬほど嬉しいことを言われた。嬉しすぎて頭が真っ白になった。会場を出てすぐ、脳直で「あ、こいつはガチ恋だわ」と思った。
ブログを読んで分かる人は分かるかもしれないけど、私はわりと理論派というか理屈っぽいところがあるので、「何がこうでこうだから」と答えを導き出せないと結論として認めたくない。だからガチ恋もずっと認めていなかった。
でも色んな方から「恋って理屈や理由とかそいうのないじゃん」と言われて納得してしまった。だから私は「役者としての推しさん」に恋をしているんだろうなと思った。
多分、私の中の推しさんは私の都合良く描かれていて幻想みたいなものだと思うけど、それにガチ恋してるんだと思う。だからこそ、プライベートな推しさんは知りたくない。自分の中の推しさん像が崩れたら嫌だから。
ここまで書いて死ぬほど恥ずかしくなった。すいません叩かないでください刺さないでください。
ガチ恋ではあるけど、普通に結婚願望はあるので、推しさんよりも素敵だと思える人が現れたら結婚したいと思うが、この調子じゃ無理だろうな。まあ…人生流れに身を任せることも大事かなって…思うようにするよ…。
ちなみに、「推しさんが結婚したら」という話はもう何年も前から覚悟している。ブログや事務所のツイッター等で「お知らせ」とか「ご報告」とか出る度に深呼吸して落ち着いてから開くように何年もしている。もしそれが現実になったら正直それはそれで嬉しい。プライベート推しさんを支えてくれる人がいることはすごく嬉しいし幸せなことだと思う。だけど、ショックな気持ちも大きい。何がショックなのかは上手く説明できない。自分がその立場になれると思っているわけでもないしなりたいとも思わない。思わないけど何かがショックなんだろうな、絶対に泣く。絶対に泣くけどそれ以降も絶対にずっと好きな自信はある。自信はあるけど欲を言えば将来推しさんと結婚する人は一般人であってほしいし結婚後は惚気とか言わないでほしい。わがままかよ。
ガチ恋はつらいからやめたいと聞くけど、私も色々想像しただけでつらくなる。ガチ恋としての幸せってなんだろう。私はとりあえず接触でこないだみたいに嬉しいことを言われたらこれ以上ないくらいに幸せだと思う。推しさんの主演作で推しさんが輝いていて推しさんがやり切ったと満足しているなら幸せだと思う。
今はそれだけで十分だけど、多分この気持ちを長く持ち続ければ持ち続けるほどどんどんしんどくなると思う。しんどいのはわかってるけどすぐにしんどいからガチ恋やめようと思ってやめれるほどの気持ちじゃないからガチ恋になっている。
いつか、目が覚めてガチ恋から足を洗えるまで推しさんの舞台やイベントに行きたい分行ける分全て行って、少しでも幸せを感じられたらそれでいいかと思う。
ガチ恋と聞くと「痛い奴」と思ってたけど、ガチ恋の人はガチ恋の人で色々悩んでるんだろうなと思った。ただオタクなだけでもキモいけど更にガチ恋と言ってしまえばもうやばい奴なので、世間から弾かれないように色々頑張ろうと思います(白目)
 
余談だが、ガチ恋と自覚してから長年連れ添ったオタク友達に「私ガチ恋だわ…やばいよね…」と言ったら「お前はまだこの世に生を受けた存在する人間にガチ恋だからまだいいじゃん。私なんてJPEGにガチ恋してるんだから私の方がやべーよ」と言われてなんだか元気がでました。世の中には色んなオタクがいる。みんな違ってみんないい。サンキュー友達。一緒にキモいオタクでいような。
 

9さんのお題箱

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