おたくのひとりごと

自由気ままにぼやいています

お題箱返信〜推しを降りたその後〜

お題箱にこんな投稿があった。遅くなってすみません。

推しくんを降りた記事読みました。自分も今、10年推してた人を降りるか降りないかの瀬戸際です。10年という月日が長すぎてなかなか降りると宣言できませんが、時間が経つにつれて気持ちや熱が冷めていくのを感じています。質問なのですが、元推しくんを降りたときに気持ちの面でどうでしたか?自分は降りようと思ったときに「もうこの人に関わることができない」「もう無理」みたいな気持ちになり、推しに対してショックな気持ちと幻滅した気持ちがあったんですが、9さんもそうなりましたか…?お時間があるときに答えていただけたら嬉しいです。なかなかすっぱり降りれないんですが、日々熱が下がっていきつらいです。推しから降りるためになにかアドバイスや助言があればいただきたいです…(長文ですみません)


推しくんを降りて1か月が経った。

やはり「推しを降りる」というのは色々とつらいものがある。私も降りたばかりの時はしんどくて自棄になっていたところもあった。
じゃあ一ヶ月経った今はどうかと言うと「推しさん推すの超楽しい」って感じです。
推しくんを降りたおかげ、と言うとちょっと変な感じするけど推しさんに一途になれたのでそれが楽しいです。まあ一途と言っても元から推しくんも推しさんも、推すスタンスは全く違っていた。
推しさんはこの通り「芝居も人柄も何もかも好き!好き!」って感じだったけど、推しくんは「頑張ってる姿が好き!応援したい!」という感じだった。
もともと声優のイベントが苦手だったこともあり、推しくんの現場よりは推しさんの舞台を優先していたのでガッツではなかったし周りから見れば茶の間寄りだったと思う。それでも私は推しくんの出ている作品は全てチェックしていたし、ラジオも欠かさず聞いていた。古のオタクなので「声優に対しての応援」はイベントに行くことより出演作の円盤やCDを買うことだと思っている、というと言い訳みたいですけど。
駆け出しの若手声優だった推しくんも今年に入ってからみるみる多忙になって行った。出演作をチェックするのも忙しいほどに。
なかなか追いかけるのがしんどいほど出演作が増えて、しんどいけどそれが嬉しくもあった。その時に推しくんは炎上した。
炎上した内容はどうでもいいしそれが真実かどうかもどうでもいいです。その後嫉妬に狂った男オタクや幻想を壊されたお花畑女オタクからの私怨のような叩きっぷりは凄まじかった。推しくんが何しても叩かれるし何もしなくても叩かれる様は見ていて良い気分にはならなかった。
「信者の擁護乙」とか言われそうだけどその炎上や叩いている内容が真実かどうかは正直どうでもよくて、ただ「とにかく推しくんはいろんな人から恨み買ってるんだ」という事実が悲しかった。
その炎上の様子は推しくん本人に届いているのか届いていないのかは知らないけど、今までと変わらず笑顔で活動している推しくんを見てどこか安心していた。
はずだったんだけど、推しくんの言動にモヤッとすることが増えた。スタッフさんや先輩に対してそんなこと言っていいの?いくらネタとは言え限度があるのでは?
「何しても叩かれる推しくん」として見てしまう自分も悪かったのだが、それを抜いても目に余る言動が多くなった。そんな推しくんを見ているのがだんだんつらくなって行った。
そしてこの記事で述べたように、ステージで一切演技などせず「きゃーきゃー言われたい」欲望しか見えなかった推しくん。とにかく悲しかった。自分の欲望のみでキャラクターをいいように使ってる(表現は悪いけど私にはそう見えてしまったんですごめんなさい)推しくんに、ひどく幻滅した。
今までもライブとなるとキャラを忘れがちになる推しくんだったけど、今度はきっとそんなことにはならない。もっといいパフォーマンスをしてくれるはず。と期待していた。
しかし推しくんがしてくれた「もっといいパフォーマンス」はキャラとしてではなく、自分自身としてのものだった。私が声優のパフォーマンスの中で最も嫌悪するパフォーマンスだった。
それを貫き通した姿を見たら、もう「この次はきっと」なんて思うだけ無駄だと思ってしまった。
楽しみだったはずの、大好きなキャラのパフォーマンスに悲しくて号泣してしまうくらいなら、今後も期待した結果また悲しくて泣くのなら、もうこれ以上期待しない方がいい。そう思って私の推しくんを「応援したい」という気持ちが消え去った。これはもう降りるべきだと思った。
正直降りると決めた後、推しくんの出演作を見たりツイッターで写真が上がったりすると、「やっぱり好きだな」「今後も頑張ってほしいな」と思うのは事実。すごくショックだったし、すごく幻滅したけど「嫌い」にはなれなかった。
何度も「やっぱりまた追おうかな」と揺らぐことはあったけど、「期待して悲しくなるような推しくんよりも推しさんの舞台をもっと見よう」とか「はてブロでダイマ貰った俳優さんたちの舞台を見よう」とか無理矢理そう思うことにして、なるべく「推しくんを応援したい」という気持ちを塞いでいた気がする。そういう日々を重ねて行って、いつしか落ち着いて「やっぱり推しくんの声の芝居も笑顔も好きなところは沢山あるしこれからも頑張ってほしい。けど、応援しようとは思わない。」ときっぱり思えるようになった。
降りると決めた直後は「また追おうかな」という気持ちと矛盾して「推しくんなんて最低だ!」「推しくんの出演作の円盤全部売ってやる!」とか思ったけど、今まで好きだった推しくんの芝居は別に変わらない。好きだったものは本当に好きだった。芝居してる推しくんは好き。勘違いしている推しくんは好きじゃない。「好き」なものが突然些細なことで「嫌い」になることはよくある。一番のアンチって元々はファンだったことが多いと思う。けど私は推しくんのアンチにはなりたくない。そもそも、推しくんが嫌いになって降りたのではく勝手に推しくんに自分の都合のいいような理想を一方的に押し付け勝手に期待していた自分自身に嫌悪した。自分の期待とは真逆に進んだ推しくんにショックだった。だからもう推しくんを期待するのはやめようと思った。推しくんのためにも自分のためにも。
もし、今後推しくんがイベントやライブでのスタンスを見直して素敵なパフォーマンスをしてくれるようになったらまた戻るのだろうか、とふと考える。多分、戻ることはないとは思う。だってもう推しくんのイベントやライブに行くことはないと思うので、今後素敵なパフォーマンスをしたとしても私は知らないままだろうなと思う。もし、推しくんの素敵なパフォーマンスを偶然目にしたら、物凄く嬉しくなると思う。めっちゃ上から目線のようなことを言うと「成長したね」と思うだろう。けどそれで推しくんをまた追おうとはきっと思わない。

なぜなら推しくんを降りてから推しさんに一途になりすぎて推しさんへの想いが募りすぎたからです(笑うところ)
お題をくれた方は推しを10年も応援していたということで、私よりももっと思い入れがあるでしょうし、色々と踏み切れないものがあると思います。私が推しくんを応援していたのはたった3年とかそのくらいですから。それでも今まで沢山の声優さんのお芝居を聞いてきて、初めて「応援したい」とここまで好きになったのは推しくんが初めてでした。だからこそ、推しくんに対してもショックだったけど、推しくんに幻滅してしまう自分にもショックでした。傍から見ればくだらないことでしょうし、他のオタクから見たら「その程度だったんだ?」みたいなことでしょうし。それでも、自分がつらくなるよりはいいのかな、と思ってきっぱりと降りました。推しが、自分の進みたい方向に一生懸命進んでいる姿を見て、それ自体が悲しくて泣くならもう今後期待しても楽しみにしても泣く未来しか見えないと思います。なんというか、推しを見て泣く時は嬉しい時と幸せな時だけにしたいと、勝手に思っています。
私個人の意見としては「推しにつらい想いを抱いて悲しみながら推し続けるよりももっと魅力的な人を探してハッピーにオタクする方がいい」と思います。

長々と書いてしまった…。とにかく今は最高にハッピーです。降りて正解だったと思うし、降りてよかったと思います。先月の今頃はとてもつらかったけど。
オタクは誰かに頼まれて推しを応援している訳ではなく、勝手に好きになって勝手に応援している生き物なので、「いつ降りるか」「降りるべきなのか」は自分で決めるしかないと思います。他のオタクにどうこう言われても「うるせー!あばよ!」って気持ちで去るのが一番でしょう。反対に「そんなつらいなら降りれば?」と言われても「それでもやっぱり推していたい」と思うなら無理に降りることもないと思います。どっちだよって感じですが、最終的に決めるのは自分です。今後自分のオタク活動に後悔しないように最善の選択ができるのは自分しかいないと思います。だって推しに対しての想いや熱量、推しの好きなところや嫌いなところ、それは自分にしかわからないことです。
だから、オタクって難しくて面倒な生き物だと思います。
投稿者さんがハッピーなオタクライフを送れますように。

 

何かあればお気軽にどうぞ。

9さんのお題箱