少しお久しぶりです。みなさん今日も元気に心穏やかに推し事していますか。
さて、最近美容系の記事を書くことが多かったのですが、そこでふと「オタクがオシャレをする意味とは」と思ったのでぐだぐだ書きます。
まず、美容系、ファッション系の記事で「私はガチ恋じゃないので~」とか「推しの好みとかどうでもいい~」とか言っていた気がします。
この場を借りて全ての発言を撤回させて頂き、併せて謝罪をしたい。
・私はガチ恋じゃない→この度めでたくガチ恋を自覚しましたガチ恋です
・推しの好みとかどうでもいい→推しの好み通りにするとだいぶお花畑の痛いやつになるので好み通りにはしないが、ちょっとは意識した
この度は強がった発言をしてしまい大変申し訳ありませんでした。
まあ、このへんのことは一度置いといて、「オタクがオシャレをする意味」について考えたい。
①大人なんだから最低限の身だしなみはすべき
「学生ならみすぼらしい格好でいい」という訳ではないが、「人前に出る」「誰かの目に触れる」なら最低限、見苦しくない程度の身だしなみは必要だと思う。
自分ブスだから何しようが無駄…と思う自己肯定感の低い方もオタクには多いかもしれないが、髪を整える、洗濯した外出用の服を着る、顔を洗う、歯を磨く、最低限の化粧をするとかくらいはしてほしい。
「そんなの当たり前だろw」と思われるかもしれないが、たまにいるよね!?それすらしてないんじゃないのくらいの人が!
ここで大事なのは「自分はしてるつもり」ではなく「客観的に見てちゃんとしてるように見える」レベルの身だしなみが必要だと思う。
②同担に対するマウント
私は周りにどんだけ同担がいるとか全く気にしないし、誰が同担かも気にしていないのでわからないが、きっとこれもあると思う。
情緒不安定なオタクとしては同担が自分よりかわいかったら憂鬱になる。そしたら同担より可愛い自分の方が情緒は安定するのかな。
オタクが情緒安定することなんてある?
③推しの美しい瞳に醜い物体を映したくない
「誰もお前のことなんか見てないし」と言われそうだが、そういうことではない。
接触なら確実に視界に入るし、観劇だってクソ席だとしてもステージと客席の構造上、視界に入る可能性はゼロではない。
そんな推しの視界に醜い自分を映して平気なのか?と思う。
めっちゃ可愛く!とまでは行かなくとも、少しでも小綺麗に、少しでもマシに見えるように努力はしたいと思う。
推しだって醜いものよりは綺麗なものの方がいいだろうし。綺麗になれないのならせめて「醜いよりはまだマシ」くらいにはなりたい。
③なんだかんだで推し良い印象を与えたい
推しの目に映るものを少しでもマシに…とか言いつつも、やっぱり「こいつブスだな」と思われるよりは「かわいい」と思われた方が嬉しいに決まってる。そりゃそうだろう。
認知されたいとかそういうことではなく、推しが自分と対面したことで負の感情が生まれるよりは良い印象を与えたいと恐れながら思う。
実際どう思われてるかなんて確認する術もないし、知ろうとも思わないけど。
④自己満足
私の場合はこれが大半を占めていた。自分が満足する顔面になりたい。自分が好きな服を着て自分が好きなメイクをしたい。
⑤自分を着飾ることも含めて観劇(イベント)
ネイルだったりヘアメだったり、そういうものも含めて「現場に行く」みたいな感覚もあるのではないだろうか。
いつものは違う自分で、特別感を持って、現場という現実だけどどこか非現実的な場所へ行く、みたいな。
「推し事」という「非日常」を楽しむための装備や儀式みたいなもんかなと思ってます。
私が思いつく限りでは、こんなもんかと思うが他にもオシャレする理由がある人もいるのかもしれない。
上でも述べた通り、私は大半④の自己満足が理由だった。でも最近推しさんの接触に行くときは、もちろん自己満足もあるけど「推しにブスって思われたくない」「良い印象を持たれたい」という欲もあった。
それ故に普段着ないような白のふわふわニット(のちにガチ恋ニットと呼ばれる)を買ってみたり…普段着ないようなワンピースを買おうとしたり…普段しないようなピアスを買ったり…普段はしないような男ウケ良さそうなメイクしたり…。
推しさんの好みはだいぶ少女漫画感すごいので全てその通りにはしなかったけど、少なくとも普段の自分ならチョイスしない服やメイクにはした。
というのも推しさんは絶対にバンギャみたいな女は嫌いだと思うので、バンギャ感を全て払拭することに努めた。散々「私はバンギャだから…」とか言ってたのにこの有様である。笑ってくれ。
それはやはり「良い印象を持たれたい」が理由だろう。めっちゃ馬鹿みたいだけどさ…。
推しさんだって沢山のオタクと対面するわけだし、私よりも美人さんや可愛い子は沢山いるし、なんなら推しさんが普段言ってる「好み」も建前かもしれないし、そんな努力したところで何になるわけでもない。正直、無駄な努力だと思う。
でもやっぱり、そういう自分に着飾ることが「推しさんの現場という非日常を楽しむ」ための装備であり、それも含めて「自己満足」になる。だから推しになんとも思われて無くても構わない。
バンギャが嫌いだろうというのも私の想像でしかないし、私が「普段と違う」服装をした所でそんなの推しさんにわかるはずもないし、努力するだけ無駄だと思う。でも、推しさんの前ではそういう自分になりたい「自己満足」がある。やっぱ結局は「自己満足」が一番の理由かもしれない。
まあ、考え方は人それぞれなので「これが正しい」とは言わないけど少なくとも最低限の身だしなみをせず推しの前に立てる人はどんなメンタルしてるんだろうとは思う。
無駄な努力だろうとしても、何もしないよりはいいかな、と。
ちなみに先日推しさんから容姿について好意的な言葉を掛けられた(超ポジティブな受け取り方をした)(捉え方は自由)
それが最高に嬉しかった。自己満足だとしても無駄な努力だとしてもやっぱりちょっとでも報われると最高に嬉しい。
これだけで最高に嬉しくて最高に幸せなんだからオタクってちょろい。
とかグダグダ言ったけど、やっぱりオシャレって楽しいと思うんだよね!!!楽しんだもん勝ち(懐かしいフレーズ)だと思うよ!!!!