おたくのひとりごと

自由気ままにぼやいています

お題箱に真剣に返答する回~反省と各界隈の「見た目」の話~

 

que-9.hatenablog.com

 昨日の記事を読んで頂いた方からお題箱に「元推しはこの方ですか?」という投稿を頂きました。

結論を言うと、「違います」
私も元推しくんの説明を全部すっ飛ばしたので(誰も私の推し遍歴等に興味がないだろうと思ったもので…)言葉足らずだったなあと反省しております。
とりあえず今までの記事を読めば簡単に分かるかと思うのですが元推しくんは20代の若手声優さんです。アーティスト活動はしておらず、ソシャゲやアニメのキャラソンを歌うくらいです。たまに作品とか関係のない企画もののライブもありますが。
 
そしてその「元推しはこの方ですか?」という投稿文の中に、「この人見た目をどうにかしてほしい」という一文がありました。
それについてちょっと思うところがあったので書かせて頂きたいと思います。
 
「見た目」の話。俳優、声優、バンド…どの界隈でもある話です。
今回はその色んな界隈についての「見た目」の話をしたいと思います。
 
▼声優
 
正直言って声優に「顔の善し悪し」「スタイルの善し悪し」はどうでもいいと思っている。
声で芝居するのが声優なのだから。そもそも昔は声優の顔なんて知らないことの方が多かった。
そして大好きな声の声優さんのお顔を見て「イメージとちがう…」とへこむまでワンセット。それでも好きだ…と思うまでワンセット。
しかし今やメディア等で露出するのが多い、というかそれが当たり前の世の中になってきた。
それならやっぱり「顔がいい」と印象が良いのは当たり前のことだ。顔がいいから作品聞いてみようとかも思うこともあるだろうし。
また、声優で特徴的なのは「声が好きすぎると声豚フィルターによってイケメンに見える」ということだ。
傍から見たら全然イケメンじゃないのにイケメンだと思い込んでしまうことはよくある。
それはそれでいいと思うけど、それで一般人から「全然イケメンじゃないじゃん(笑)」と言われてぶち切れるのはちょっと…落ち着こうぜ…って思う…。
でもやっぱり声優は顔で演技するわけではないので、善し悪しはどうでもいいと思う。
女性声優は古からアイドル的な存在でもあったので(一部はほとんど17歳だし)(おいおい)*1アイドル的に扱われるのはまあ仕方ない。
多分今現在はそのアイドル的扱いが男性声優にも適用されてきているのだと思う。
まあ最近アイドルのように歌って踊る若手声優を見ると「人前に出るのだからもうちょっと小綺麗にしたらどうだ…」とか「踊るのが大変そうだから痩せたら…」と思うことは全くないこともない。
仕事に支障を来すような「見た目」ならば努力した方がいいかとは思うけど、まあ見た目が良いからって素敵な声のお芝居ができる訳でもないし。
結局その人がどんな方向性でいたいかによるのかな、と思う。
 
▼俳優(舞台・映像含む)
 
以前声優オタクの友人が某俳優の写真集を買っていた。
「好きだったっけ?w」と言ったら「作品は少ししか見てないんだけど…顔ファンなんだ…最低だよね…」と言われた。
え?普通じゃね??????
真面目な声豚(とは)のため、友人は「顔で役者を好きになるのは最低なこと」と思い込んでいた。
しかし舞台や映像の俳優であればそれは別に普通のことではないだろうか?と私は思う。
声優とは違って声だけでなく、顔や表情、全身を使って芝居をする俳優にとっては「顔」は武器のひとつだ。
顔が好きで俳優を好きになったって何もおかしいことではないと思う。
もちろん役者を好きになる以上、その人の本業である「芝居」をちゃんと見て欲しいとは思うけど。
 
▼バンド
 
何度も言うけどバンギャなので好きなバンドはみんな化粧をしている。
V系が好きだと言うと「結局顔かよ」「はいはい見た目がいいのが好きなんだね」とかよく言われました。
ちっげーよ!!!!!!!(ブチ切れ)
そりゃ入り口が顔だとしてもバンドは結局音楽を提供する集団である。
顔がよくても彼らが提供する音楽が好きじゃ無ければ愛し続けることはできない。
だって顔が好きでライブに行っても曲が好みじゃなかったら2時間以上好みじゃない曲を聴き続けるってめちゃくちゃ地獄じゃない?
それでも耐え抜くほど顔が好きなら「そうかいお疲れ大変だね」って思うけど私だったら絶対に無理。
余談ですが私が好きなV系は「綺麗になるために化粧をする」人たちじゃない。みんな「汚く化粧する」ジャンルのV系でした。
(※密室系、地下室系と言います。バンドによりますが大抵肌は白く、目の周りと唇は黒く塗ってホラー感の強いメイクが特徴です。中学生の頃友達に本命盤のアー写を見せたら怖すぎる!と泣かれました。)
私自身も本命盤を見た時は怖すぎて二度と視界に入れたくないと思ったことを思い出した。なんで今こんなに好きなんだろう(哲学)
V系にも沢山ジャンルがある。キラキラ系やピコピコ系、コテコテ系など。
たった一言「V系が好き」と言っただけで「音楽よりビジュアル重視で顔目当ての奴」と思われるのは大変遺憾である。
ヴィジュアル系」という言葉に捕らわれすぎだと思う。と一般人に言ったところで一般人はV系に様々なジャンルがあることを知らないので徒労になるだけだ。
「はいはいそう思っておけば?」と軽く流す。
言っておくが、ヴィジュアル系における「メイク」というのは「自身を綺麗に見せよう」というナルシスト的な意味だけではない。
ういうとにかく顔がいいバンドももちろんあるが、ヴィジュアル系における「メイク」は「素顔を隠す」というミステリアスさを表現する要素がある。
V系の楽曲は残酷だったり過激な歌詞であることが多い。
ある意味「非現実的」な歌詞である。素顔を隠してミステリアス感を出すことでその「非現実感」は増長されると思ってる。
そして様々なジャンルに沿ってバンド独自の世界観を表すメイクをする。
つまりV系バンドにとってのメイクは「芸術表現」の一部である。それが一番重要な要素だ。
ちなみに、若いバンドはライブの最初から最後までがっちりメイクなことが多いがある程度キャリアを積んだバンドは最後のアンコールだけすっぴん、とかよくある。
最初から最後まですっぴんなバンドもあるけど。
それはもともと「素顔を隠して自分たちの世界観を全身に纏う」という武装体制だったものがバンドと客の間に信頼感が生まれ「素顔を見せてもいい」という信頼関係が築かれた変化でもあると思う。
長く応援しているとそんな変化も嬉しかったりする。
まあこれはV系の話なので一般的な普通のバンド(普通のバンドとは)となるとまた違うだろう。
普通のバンドはV系ほど「見た目」は気にしていない。
とは言っても、やっぱり「自分たちの音楽」に合った服装、髪型をする。
たとえ、顔や服装、髪型がドンピシャに好みでそのバンドマンを好きになっても、次の新曲に合わせて全然好みじゃない服装、髪型になっていることだってある。
V系バンドはとても極端だけど、普通のバンドも、服装等も含めて「音楽の表現の一部」としているのだと思う。
超余談だけど私も昔バンドをやっていて、最初は「服装や髪型を曲によって合わせるなんて邪道だ!私は私のままでやるんだ!」と思ってライブに挑んでいた。
だが、ある日「いくら演奏や歌や曲がよくても聴覚からの情報と視覚からの情報に差があると混乱して純粋に『良い』と思えない。曲の雰囲気に寄せた服装にすることも大事だよ」と言われ、「音楽を表現することに『見た目』も重要であること」を学んだ。
結局バンドには「見た目」も欠かせない要素の1つだと思う。
ただしここで間違ってはいけないのは、「音楽をどう表現するか」を決めるのはバンドマン自身だし、それによってどんな格好にするか決めるのもバンドマンだ。
だから新曲のジャケ写の髪型が気に入らないとか服装が好みじゃないとか言うのはお門違いだと思う。
体型だって、「この曲を自分の思い通りに表現するには痩せるべき」とバンドマン自身が思えば痩せるだろうし、そこまでの必要はないと思うならそれまでの話。
だからバンドマンの「見た目」は「良い」「悪い」で判断することじゃない「こういう世界観を表現したいのか」ということを汲み取る1つの情報源というだけだと思う。
なので「バンドマンのくせにブス」とか「バンドマンのくせにダサい」とか、そういうことを言うのは全くもって的外れなのではないかと思う。
彼らは「見た目だけ」を武器に勝負しているわけではない。
ただ「見た目」も含めて「芸術表現」をしているだけだ。その見た目が気に入らないのならそれまでの話。
 
 
なんだか長々と語ってしまったけど、最終的に「顔がいい」「見た目がいい」というのはとても主観的な意見だと思う。
私が推しさんを死ぬほど顔がいい!と言っても友人には「5番手顔」と言われるのが良い例だ。
誰かが「いやめっちゃブス」と思っても他の誰かは「超絶イケメンじゃん」と思うかもしれない。
「見た目がいいかどうか」は結局人の好みによる。
 
こんだけ語っといて最後はそれかよって感じですが、それに尽きると思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
 
引き続きなにかあればお気軽にどうぞ。

*1:伝われ