おたくのひとりごと

舞台俳優、ワンピが好きなバンギャのゆるいブログです。

感謝をしたい話

どうもみなさんこんにちは9です。とうとう9月らしいですよ。9月っていうと何だか字面的に無関係とは思えませんね(無関係です)

さて、今回は前回ブログ開設1周年(過ぎてる)でブログのことを振り返って、そのついでに推し事も振り返ってみてふと思ったことをぼやこうと思います。

思えば、最初の記事は「現場は孤独を極めている」「1人がデフォ」みたいなことを書いていたような気がする。*1

でも今は全然違うんですよ、これが(急に前のめりになって)*2*3
今は1人じゃないんだ…(良い感じのBGM)

というのも私の推しさんが友人の推しさんと共演することが増えた。それ故に友人と一緒に現場に通う日々が増えた。
今までも友人と一緒に観劇することはあったけど、演劇がちょっと好きな友人なだけで俳優オタクではなかった。
「友人と観劇」であることには変わりはないのだが、「お互いの推しが出演している作品を一緒に観る」というのはまた別物なんだと痛感した。
何が違うってまず「公演までのドキドキ具合が同じ」。
もちろん個人差はあれど、「楽しみ!ドキドキする!ワクワクする!でも終わってほしくないから始まらないでほしいけど早く始まって!」という最高に矛盾な高揚感は「推しが出演する舞台」でないとなかなか感じないだろう。
その気持ちを共有できて、理解し合える相手がいるってこんなにも心強いんだと思った。
そして公演期間中もマチソワ間やソワレ後に飲みながら「ここが最高」「あれがやばい」みたいなオタク特有のあんまり言語化できてない語彙のない感想でさえ理解し合える。これって推し同士が共演した舞台じゃないとできないことなのではないだろうか。いや今まで私に友達がいなさすぎたのでそう思うのかもしれないけど。

今まで一人で現場に通っていたから、マチソワ間は適当なカフェで必死に手紙を書くのが恒例だった。
マチソワ間で手紙を書かなくなった。手紙を入れる回数は減ったのかもしれないが、その分、友人と作品について語彙がなくてもあれこれと語り合い、作品への解釈や想いを深められるようになった気がする。
それに、私の友人たちは大変いい人たちばかりなので、普通友人の推しが出ていても自分の推しがいるのなら自分の推しに集中してしまいがちだと思うのだが(偏見)そうではなくて、毎回私の推しさんについても色々と感想や解釈を述べてくれる。
だからこそ、その晩はいつもよく筆が乗る。
あと酒がうまい。

余談ですが、「友達と現場通うなんてジャパニーズクノイチとしてどうなの!?」と思うかもしれません。(思わない)
嬉しいことに友人も私がジャパニーズクノイチなのを知っているので(?)現場で私と一緒に忍ぼうとしてくれます(?)。なんかすいません。でもお気遣いありがとうございます。

そして、もう一つ最近すごいなと思うことがある。
よく私は観劇後、ツイッターでつらつらと感想ともレポとも呼べない魂の叫びをツイートする。
それを見た友人が「明日行こうかな」とか言ってくれるのだ。そしてマジで来てくれるのだ。
みんなそれぞれ推しがいて、みんなそれぞれ推し事があって財布もスケジュールもカツカツなのは知っている!それなのに!自分の推しのいない作品を見に来てくれるってすごいことだと私は思うんだ!!!!
その後の、友人たちの楽しそうな表情、または感動して泣いた後の表情を見て、「すごくよかった」という一言を聞くと死ぬほど幸せになれる。

昨今の舞台では、倍率がやばすぎてチケット戦争を余儀なくされることも少なくない。
推しさんの出る舞台は大抵当日券がある。だからこそ、もともとチケットを確保していなくてもふらっと来ることができる。
私はそういう舞台が好きだ。舞台は敷居が高いとか、行きにくいとか言う声もある中、ふらっと行ける舞台の空気感が好きだ。
もちろん、高倍率な作品は「流石」と思えるクオリティだからそれはそれで好きだ。

そして、前からずっと言っているような気がするが、「ふらっと行きにくい」のはハイリスクな娯楽だと思うからだ。
「自分にとって面白いかどうかわからないもの」に対して決して安くない金額を払わなければならない。
推しが出るならホイホイ金を出すけど、推しがいなければ躊躇してしまうのは当然のことだと思う。
それなのに、私の「楽しかった」という声や、私の推しさんの存在を信頼して(と勝手に思ってる違ったら恥ずかしい)迷わず安くない金額を払って来てくれる人がいるというのは何てすごいことなんだろうと思う。
推しじゃないけど見に行きたいと思える存在なんだ、私の推しさんは。と思ったら推しさんへの尊敬の気持ちが膨れ上がる。
私の推しさんは、「作品は面白いかどうかわかんないけどこの人がいるならきっと損はしない」と思えるような存在なんだと思ったら嬉しくて仕方が無い。

私はおこがましいのは承知で、推しさんにそういう存在になってほしかったし、そうであることを身をもって感じたかった。
誰かの推しさんの舞台のキャスト欄に名前があったら安心できるような、期待されるような役者さんであってほしい。*4

ふと思ったのは、それを私は今感じられているんじゃないかということ。
今までのようにずっと1人観劇を続けていたらこのちょっとした夢は叶えられなかった。
友人のおかげで私のちょっとした夢が叶った。本当にありがたい話だ。

そして、そのちょっとした夢が叶ったおかげで、推しさんへの気持ちは膨らむばかりだ。
今までも推しさんのことはずっと好きだったしすっごく尊敬していたけど、なんだか最近それが増したと思う。
ここ最近、推しさん宛の手紙に何度も書いているフレーズがある。
「推しさんを好きになってよかったです。推しさんを好きでいられて幸せです。」
そう思えるには、私の気持ち次第、私の行動次第だと思っていたけど、意外とそうでもないのかもしれない。
周りの環境も推し事には影響があるんだと感じた。
私は恵まれているとすごく思った。
そんな素敵な友人たちに感謝をしたいと思います。いつもありがとうございます。

この流れでいつもお題箱へ投稿くださってる文通さんにも感謝を述べたい。
思わずツイッターで愛を叫んだんですけど(届かない)(迷惑)ここで改めて文通さん好きですと告白させてください(厄介)
こんなに素敵な人が私のブログを好んで読んでくれて本当に嬉しいなと思ったし、ちょっと居酒屋で小一時間飲みたいなと思いました(?)
本当に、文通さんのメッセージには支えられています。ありがとうございます。

もちろん、文通さん以外にも私のブログを好んで読んでくださって、お題箱くれたりスターをくれたりする皆々様には本当に励まされています。ありがとうございます。


さて、ちょっといい話をしたので(それを自分で言ったら台無し)ちょっと叫ぼうと思います(?)

推しさーーーーーーーん!!!!!好きだよーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

すっきりしました。ご静聴ありがとうございました。


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どちらも良識を持ってお気軽にどうぞ。

*1:言及記事はいくつかある気がするけどちょっと探すの面倒なので気になる人は各自でお探しください(なげやり)

*2:超局地的にしかわからないネタを使うな

*3:そして多分伝わらない

*4:って書いた記事がどっかにあった気がするけど探すのが面倒なので各自で(以下略)