おたくのひとりごと

舞台俳優、ワンピが好きなバンギャのゆるいブログです。

時間のはなし

こんにちは9です。
ライブ行って来ました。友人と二人で「もう体力ないから後ろの方で大人しくしてよ…」と言ってたのに気付いたら前方ではしゃいでました。これはバンギャあるあるだと思います。おかげさまで筋肉痛です。でも自分思ったより元気だということがわかったので良しとします。

バンギャのはなしとか需要あるかな…とか言っておいて何ですが、今回はそんなライブで感じ、考えた話です。でもバンギャの話ではないです。

今回のライブ、以前やったライブのリベンジ公演ということで、場所も衣装もセットリストも全て同じだった。
あの公演に巻き戻そう、みたいなコンセプト。
SEが始まって「ウワ~~~~懐かしい~~~~~」という感情になったけど、ライブが進んでいくうちに「いややっぱ前のライブと同じ条件でやったとしても全く別物だな」とすごく感じた。それはそう。それは舞台にも言えることだと思う。同じ内容を何度もやるけど、その中に全く同じ公演なんて1つもない。当たり前すぎてわかりきっていたことだけど、改めてそれを体感した。
そして、MCでボーカルが言った。
「時間だけはどうしても取り戻せない。いくらお金を払っても時間は戻せない。だから時間は大切にしなきゃね。その時その時を大切にしようね。」
この台詞を聞いて深く頷いていた。
これは、何にでも言えることだ。
もちろん、推し事についても言えることで、同じ公演がないからこそ、1公演1公演が違う生ものだからこそ、その1公演を大切にしたい。そして私自身も行ける現場は限られているからこそ、大切にしたい。あとから後悔したって遅い。時間は戻せないから。だから現場には行けるうちに行っとこうと思う。
そして、それは推し事だけじゃなくて私生活や仕事、学校についてだって言えることだ。
推し事に熱中しすぎて仕事や勉強を疎かにして、「あの時もっとこうしていれば」となるのも嫌だ。無理をしすぎて健康を害するのも嫌だ。
私の人生は推し事だけじゃない。まあ推し事のために仕事して稼がなきゃみたいなところもあるけど、仕事もあるから仕事に支障があるほど無理をするわけにはいかない。生きて行く上では健康であることが大前提なので、健康を害するほど無理をしたら本末転倒だろう。体調崩したら推し事にだって行けない。健康、というと体調的な話もあるけど精神面の健康だって同じである。病は気から、とも言うので精神的に元気じゃなければ体調にだって影響もあったりするし、精神的に不調だと楽しいものも楽しいと思えないことだってある。そこまで無理をして楽しい推し事なのに、楽しめないのは嫌だ。精神的な健康を尊重することも大切だ。
「時間は戻せない」。だから、行ける現場には行った方がいい。でも、例え無理をして仕事や健康に悪影響が出たとしても、それだって一度そうなってしまえば「時間は戻せない」「なかったことにはできない」。そういう面でも後悔をしたくない。
より豊かなオタク生活を送るには、推し事の量と仕事や健康などのバランスが大切なんだと思う。そのバランスは人それぞれで違うから、人それぞれ自分で決めるしかない。でも、それってすごい難しいことだと思う。
心では現場に行きたい、チケットを買いたい、という欲望は必ずある。でも仕事や健康面、経済状況を考えるときつい、という現実もついて回る。
うまいことバランスを取るために、やっぱりオタクは少なからず悩みながら推し事をしていくしかないのだろうなと思った。
とか言うと貧乏オタクの言い訳かーい!みたいに思われそうだけどまあそこは放っておいてください。人には人の乳酸菌があるように人には人のペースがあるということです。

そして話は変わり、ライブのアンコールで10年前くらいの曲をやったのだが、その歌詞も振りもノリも全部無意識に出て来て、そんな自分にびっくりした。10年経っても色あせない自分の記憶にびびった。
自分の記憶は色あせていなかったが、その反面、バンドのグルーヴ感や雰囲気やパフォーマンス力はグッと上がっていた。
10年という「時間」を感じ、変わらないものも変わるものもあると思った。
そこでふと思い出したのだが、最近なんとなく過去の自分の黒歴史を漁ろうとめっちゃ昔の自分のツイートを遡る、というとてもドMなことをしていた。そこで自分のアカウントの一番昔のツイートを見たら、推しさんの円盤を見てたり現場行ってたりニコ生見てたりしてて「いや今と変わってねぇ~~~~~~~!!!!」と笑い転げた。
前述したように「後悔しないように今この時を楽しもう!」精神でやってきたけど、いつの間にかそれを積み重ねて長い年月が経っていたんだな…とちょっと感慨深くなった。逆に「いつのまにこんなに時が経ってたの」というちょっとした恐怖感もあったけど。
それとは逆に、変わったことも沢山あった。まずツイートの痛々しさがやばい(震え声)いや今も痛々しいのかも(震え声)
多分今の私が嫌いなタイプのオタクのツイートって感じで自分で見ていてめちゃめちゃ不愉快だった…(なのに何故見るのか)(ドMか)
そしてなんか知らんけど昔の私は毎日何かに常にイライラしていた。見ていて「こいつかわいそ~」って思った(お前だよ)
よくよく考えるとこのブログを始めたばっかりの時から比べてもずいぶん考え方も変わってきたし丸くなったような気もする。
今もイライラすることはあるしムカつくことも多いけど、それ以上に嬉しいことや楽しいことが多くて穏やかな心で毎日を過ごしているような気がする。
このブログに関してはまだ1年とちょっとの期間だけど、推しさんを好きになってから、ブログを始めてから、月日を重ねていくうちに変わっていくこともあれば、変わらないこともある。どんな人間でも、やっぱ成長はするんだなと思った。成長して、変わって行くのが人間だと思う。人間だから心や気持ちも変わっていくと思う。でもその中で推しさんが好きという気持ちが変わるどころか増している現実は、なんだか嬉しく感じた。
私は死ぬほど飽き性だから、時間が経てば経つほど、1つのものへの興味が薄れていく傾向がある。でもこんなに時間が経っても変わらないものもある。

そして冒頭に戻るのだが「時間は取り戻せない」。過ぎた時間を戻すことはできない。その時その時を楽しんで、過ぎた時間をも「いい時間を過ごせた」と思えるような時間の過ごし方をしたい。
昔から比べたら今の私も相当変わったと思うけど、それが昔の自分にとっていい結果となっているのかはわからない。今の私も自分で「良い」と思えるかはわからない。でも今現在最高に楽しいから結果オーライかなと思う。
これからどうなるかわかんないけど、1つ1つ楽しい時間を過ごしてその結果、良い方向に変わって行けたらいいなと思う。そして変わらず推しさんを好きでいられたらいいなと思う。

なんだかんだで私の人生、とても楽しい。
推しさん、いつもありがとう。友人たち、いつもありがとう。
そしていつもブログを読んで下さるみなさん、いつもありがとうございます。

あれっなんだか流れで思わず感謝をしてしまった。なんか照れくさい。
いやでもほんと!お題箱もスターも毎回嬉しいです!読んでくれる方がいるから死ぬほど飽き性な私もここまでブログ続けられています!ありがとうございます!

なんか、ライブに行っただけで色々考えてしまったという話でした。

ちなみに余談ですが、ライブ前にメンバー(1人のみ)のサイン会があってそれにも参加した。
物販の横で普通にサインしてて剥がしもなく、並ぶ列もなくちょっとびっくりしながらサインをお願いし、普通に世間話をしたら友人に「お前接触慣れすぎだから。若手俳優相手のノリで行きすぎだから。」と言われた。
………そういう成長も見られたということで……。



ここまでお読み下さりありがとうございました。


☆更新通知等用ツイッターだよ!
twitter.com

☆お題箱はこちら!
odaibako.net
どちらも良識を持ってお気軽にどうぞ。