おたくのひとりごと

舞台俳優、ワンピが好きなバンギャのゆるいブログです。

2022年上半期振り返り

こんにちは9です。
友人が上半期まとめブログ書いてたのを見て「そんな時期!?」となって書いています。
そんなおもろいことは書けませんがさらっと読んでいただけたら幸いです。

1月

なし。本当は朗読劇があるはずだった。(コロナで中止)

2月

なし。本当は推しさん主演の舞台があるはずだった。(コロナで延期)

3月

「粛々と運針」

NEWSの加藤さんが主演の舞台。ハイステでお馴染みのウォーリーさんが演出ということでおもろそうだなと思い見に行きました。
母親を尊厳死させるかどうか話し合う兄弟と、子供を産むか生まないかを話し合う夫婦の話がだんだんとリンクしていって交わっていく物語。
生きている人間が「命を選択する」という難しいテーマ。なかなかに考えさせられるものがありました。
尊厳死させようとする弟の言い分も、そんなのはおかしいという兄の言い分もわかるし、子供を産んでほしい夫の気持ちもわかれば子供を産みたくないという妻の気持ちもめちゃくちゃわかったから胸が締め付けられるようでした。
なんとなくだけど、加藤さんってドラマとかでも頭いい役とかエリートな役が多いイメージだったけど(去年観たモダンボーイズもそんな感じだった)こういうダメな兄貴みたいな役、新鮮でした。新鮮だったけどなんか生き生きしていて私はこっちの方が好みでした。もちろんエリート役も楽しいけどね。

出張版ふじげあそなが

超久しぶりの推しさんの主催イベント。
前回のが楽しかったのですごく期待していました。ゲストの方々はお芝居以外で見たことがない人たちだったのでどんな話が聞けるのか楽しみにしてました。
昼の部で、冒頭からゲストの法月さんが「結婚おめでとう!」と言ってくれたので直接(?)拍手で推しさんの結婚をお祝いすることができて嬉しかったです。そのあと推しさんが「今度の配信でそのことについて詳しく話します」と言うので会場がそわっ…としたのは言うまでもなく。(結果的に配信ではお祝いありがとうございましたみたいな内容だった)(その半年後の対談番組でのエピソードの方がインパクトあった)
法月さんとだからこそ話せる「お芝居の中での歌」というテーマのお話に興味深く聞いていました。確かに法月さんが推しさんと初対面の時の推しさんの歌って上手かったよな…と思い出すなどしていました。でもそこからどんどん上手くなってると思うし、もっと自信持てばいいのになと個人的には思いました。
そして夜の部は今やまほステやエーステで大忙しの新くんがゲストでした。初々しさもありながらも、推しさん曰く「俺と同じ匂いを感じる」ということでネガティブトークが面白かったです。そんなネガティブなのにどうやって若手俳優としてキラキラしてるの?という推しさん独特の質問はおもろかったです。その後よく若手俳優に「どうやってキラキラしてるの?」と聞きがちになるまでも含めておもろかったです。

4月

ランズベリー・アーサー春の宴2022

バーイベ以来のAさんの単独イベントでした。ゲストはホリエル。
Aさんは仲良しだと思って呼んだのにホリエルは「僕なんかでいいんですか…」とネガティブでその温度差に笑いました。
企画がどれも正直いろいろ残念で残念でしたが(日本語)少しでも来てくれた人を楽しませたいというAさんの思いがビシビシ伝わってきて結果的に楽しかったです。

「朱の人」

これはね~~~~~~感想が難しいやつでした。
面白かったんだけど、面白かったというとなんかちょっと違う気して、でも悪かった訳ではなくて。
あらすじにある通り、これは「大したことのない話」なんだろうけど、それが観た人(というか私)の心にずしっと来るような感じでした。
見栄っ張りな兄が演劇に出会ってしまって、そこからどんどん兄が変わっていき不幸になるという話だったのですが、その兄が明るかったころと壊れた頃でキャストが変わるんです。明るかった頃を推しさん、壊れた頃を村田充さんが演じてました。
そのどんどん壊れていく様がまた素晴らしかった……。
個人的には震災の話をネタにして感動する話を書いたことに対して「(被災者だから)利用された」と憤りを見せた制作の子の気持ちがなるほどなと思いました。でもその言葉が兄の心をさらに壊していくからまた難しい。
苦しんで苦しんで、最後に「もう(演劇は)やめる」と言い放った時は切なかった。それでもライバルだと思ってた演出家が本当は演劇をやるつもりなかったとか告白すると「まだ(演劇を)やめられない」と言って再び脚本を書き出して物語が終わる、というのがまた何とも後味がよくないというか、何とも言えない気持ちになった。
キ上さんの作品はこういう何とも言えない気持ちにさせるのがうまいなと思いました。

5月

アクターズリーグ in Gemes

まさかの若手俳優のお祭り(?)にAさんが出演しました。友達に教えてもらってめちゃくちゃ確認しました。
あ、ちなみに仕事の都合上私は現地に行ってないです!配信で楽しみました。
なんかエペあたりでもやるのかなーと思ったらわりと大衆向けのゲームをやりましたね。
ロイヤルなあまり(?)あんまり言葉を発しなかったけどボンバーマンとかぷよぷよとかかなりガチでやってんな…!って感じがしてよかったです(?)
これ、マシュマロでもAさんのこと褒めてくれた方がいて嬉しかったですね。その節はありがとうございました。

トライアングルナイト

これは配信イベだけど一応書いときます。オンラインだけど接近戦だったしね。
Aさんと同じユニットのお二人のイベントでした。
最初の50の質問はお二人のことをよく知れて楽しかったです。長いことユニットでは見てきているけど、やっぱり推しじゃない分知らない事の方が多かったかも。
ビデオ通話では片方の方とゲームのキャラクターの話をしたり筋トレの話をしたりしました。
この媒体でビデオ通話するのはもう慣れてきたし、名前が向こうに知られてるのはわかってたけど初手で「9さんですね」と呼んでくれる優しさはよかった……。楽しかったです。

モカラ!!!

これもAさんの出演イベントでした。本来は去年の夏頃?にやる予定だったのが一旦中止となって、改めて同じメンバーで開催されました。
リクエストでラルクのDriver's highを送ったんだけど、初手でREDY STEDY GOを歌っててニ、ニアミス!となりました。
二択で曲を選ぶやつで、私は選ばれなかった方の曲を聞きたかったのですごく悔しい思いをしたのですが、後日の別番組の配信でリクエストしたらそれを歌ってくれたので結果的に満足しました(よかったね)
あとデュエットとかもあんまり見られない組み合わせだったりして楽しかったです。ジャニーズ曲も候補にあったんだけど…と聞いて今度はそれを歌ってくれー!となりました。
ラストはマツケンサンバでアンコールはうまぴょい伝説で締め方がなかなかに派手だなと思いました。楽しかったです。

Fantôme Iris 1st LIVE -C'est la vie!-

Aさんが演じるFELIXのバンド、ファントムのワンマンライブでした。1stライブは本来去年の5月を予定してたんだけど延期に延期を重ね、ようやく開催することができました。
過度ではないヘドバンはOKとのことだったのですが、席が一つ空けだったこともあり、周りの人たちがわりとガチのヘドバンをしていたこともあり、私も普通にヘドバンを楽しみました。楽しみすぎてロージアの時のHARUのマイクスタンド蹴りを見逃してしまった…。
そしてアンコールの際に、AさんがFELIXとして長いMCをしたんだけど、それがとても感動的でした。ファントムってV系バンドだけどその中でもガチガチに世界観が作りこまれているタイプのバンドだから、それでMCするの難しいと思うんだけど、ちゃんとFELIXの言葉で、でもAさんが思ってることをしっかり伝えてくれて本当にいいMCだった。そのあとに、始まりの曲「銀の百合」をやったんだけど、それでもう号泣でしたね。Aさんのことはずっと知ってたけど好きになったきっかけというか、応援したいと思うきっかけになったのがこの「銀の百合」のPVだったんですよ。だから私にとってもバンドにとっても始まりの曲だなと思ったらめちゃくちゃ泣けてきて、本当に最高の時間でした。

朗読劇「太陽のかわりに音楽を」

Aさん5月忙しすぎるよ!!!!!!!ワンマンの翌日に行きました。
その前に見た人から「めっちゃ泣ける」という話は聞いていたので覚悟してましたが案の定めっちゃ泣きました。
ラジオがテーマの朗読劇だったんですが、Aさんはラジオのパーソナリティだけどどうラジオに向き合えばいいかわからずにいるところ、オールナイトニッポンが出来立ての時代にタイムスリップしてしまい、そこでラジオの魅力、ラジオの力を魅せられるというお話。
リスナーのハガキに真摯に向き合っていくラジオマンたちの姿は素敵だった。Aさんも泣きながら演じててそれがまたよかった。
私たち声オタも、そしてAさんのような声優もラジオって身近なものだから、余計に感情移入してしまったところはあるんだろうなと感じました。早くAさんのラジオが聞きたくなりました。

アオアシ

青春サッカー漫画が原作の舞台でした。共演者はちらほらとしか知ってる人がおらず、なかなか新鮮な現場でした。
愛媛の田舎でサッカーをしていた少年がユースの監督に見初められ、ユースに入り、そこで奮闘していくというお話。
推しさんは監督役だったわけですが、そこで初めての髭姿を披露してくれました。推しさん、お顔が幼いというか若々しいから髭なんて似合わないだろ…と思ってたけど似合ってました。
アニメで、主人公が上京するときのお母さんとのエピソードがめっちゃ好きで号泣してたんですが、結構そこはあっさり描かれてておや、となりました。それでもちょっと泣いた。
監督のかっこよさもめちゃくちゃよかったんですが、やっぱりメインのサッカー少年たちの熱い戦いと苦悩と挑戦は見ていて胸が熱くなりましたね。
多分あのカンパニーで推しさんが一番年上だったと思うんですが、推しさんもそんな立場になったんだなぁと思ったりしました。ちょっと前まで先輩にいじられてばかりだったのになぁ。

6月

RAMPO in the DARK

朗読劇でした。神田明神ホール、なぜドリンク代をとるのか?(そこ)
セットが凝っていて感動しました。おかげでめちゃくちゃ見上げる形になり首が痛かったです(クレーム?)
「疑惑」ではじわじわと犯人の真相に近づいていく恐ろしさと、自分が犯人だったというオチが怖くもあり、切なくもありました。「家族を全員疑っていた俺が一番の悪党だ(要約)」というセリフが切なかったですね。
そして「陰獣」。主人公が探偵小説作家ということで、推理立てて話す感じがドキドキハラハラさせられてよかったです。その中に恋のエッセンスも交じってて、それが色っぽいんだけどいやらしくなく、すごいなぁと思いました(語彙)
でもその恋がだんだん狂気じみて行き、本当の真実にたどり着くときの主人公の切なそうな、悲しそうな感情は聞いていて胸がギュッとなりました。乱歩の作品ってじっとりしていて嫌な雰囲気が漂ってるイメージだったけど、まさにそれで、でも前回とはまた違った一面を感じられたなと感じました。
怖い話だったので帰り道ちょっと怖かったです(小心者)

Bimi Live Tour "Basis" 東京

友達の推しさんのライブに行ってきました。
最初はファンの年齢層の若さと、雰囲気に押されて超そわそわしていたんですが、廣野くんが出てきて物騒な煽りをした途端「あ、この感じ(V系で)知ってる!」となり一気に気持ちが楽になり楽しめました。
HIPHOPのノリ方ってよくわかんないんだよなーと思いつつ、結構バンギャノリしてしまったかもしれない。途中客をしゃがませてジャンプさせるやつは知ってる…知ってるぞ…と思いました。
ノれる曲からしっとり系まで幅広くて、すごく楽しかったです。長いシャウトとか、酒を飲みながらパフォーマンスとか、もう知ってるんですよね…廣野くんの好きなアーティストが完全にこっち側(密室系V系)らしいのでその感じが出ててよかったです。普通に曲聞くだけでもいいなーって思ってたんですが、ライブパフォーマンスも素晴らしかったです。また行きたい!




上半期は以上です。
とにかく5月のAさんの忙しさが半端ない。
あんまり推しさんの現場がなかったかな。ほぼAさんの現場だったように思います。
推しさんの現場は2つもなくなってしまったからそれが残念ですね。1つは延期だけど。
今も感染者がどんどん増えていっているし、中止になる公演も多いしで油断はできませんね。
推しさんも、そんな現状を見て心を痛めているようだったので早く落ち着いてほしいものです。


あ、8月のツイキャスの予定、ツイッターでアンケしてます。よかったら是非。


ということで今回は以上です!
ここまでお読みくださりありがとうございました!
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2021年現場総まとめ

晦日ですね、こんにちは9です。
今年の最後の最後に今年の現場のまとめを書きたいと思います。
なんか中途半端に名前出すのもあれかなーと思ったので作品名はじゃんじゃん出したいと思います。
配信のものとかも含めて書きたいと思いますが書くまでもないなというものは省かせていただきます。

1月

・LOVE&ART FAMILY MTG ファン感謝祭21

1月の現場(配信だったが)これだけ!?!?!?!?!?!?これだけでした。
正直あんまり覚えていません(最低)
Yくんが出ていたのですがわちゃわちゃしていて楽しそうだったなというのと、前半後半の間に行われたハイシュパさんのライブがめっちゃかっこよかったことしか覚えていません(最低)
ちなみにこれ、現地行く予定だったので友達の結婚式を欠席したのですが配信になっちゃって友達になんか申し訳ないなと思いながら配信見てました(更に最低)

2月

最遊記歌劇伝sunrise

これめちゃくちゃ前の気がしてたけど今年の2月だったんだね…………。
いやぁ、ヘイゼル編の締めくくりとしてとても最高の作品でした。
何よりも法月さんのポテンシャルの高さがすごい。ヘイゼルからヴラハルに変化するところ、どうやって表現するんだろうと思ってたけど、マイクのエフェクトが多少入るも、あとは法月さんの表現力って感じでもう呆然としながら見てたよね。
そして八戒の名台詞。そんなヴラハルに乗っ取られたヘイゼルへ向けた「ざまぁねぇなって感じですよ」はそれまでの長ゼリフで「来る!来る…!」と手に汗握りながら見つめ、そのセリフが出てきた時には思わずため息を零すような素晴らしさでした。そう…これを聞きたかったんだ…みたいな。
最遊記歌劇伝ならではのコメディパートも面白かったですね。じゃんけんで役割を決めるのに推しさんがじゃんけん弱すぎて一生コンテンポラリーダンスを踊ってたらしいですが私が見た回はバランスがよく、全てのパターンを見ることができました。面白かったです。
Brialから物語が始まった行く流れも胸アツでした。

・EROSION 1st LIVE「UNDERDOGS」from CARNELIAN BLOOD

Aさんが参加する作品のライブです。
最遊記の次の週で体力がなかったので配信で拝見しました。
Aさんがキャラに合わせてウィッグを被ってボディタトゥーシールを貼っていてライブへの気合いを感じましたね。
正直、配信だったからかイマイチ盛り上がりきれなかったです。
現場だったら1曲1曲に沸いてたのかもしれない。やっぱり現場に行けばよかったなと後悔したやつでしたね。
新曲披露はアツかったです。
それにしてもラストで必ず脱ぐ鈴木 崚汰くんの筋肉の仕上がりっぷりにはなんかもう笑っちゃったんですけど笑って正解でした?(多分不正解だよ)

3月

特になし。まじか。まあでも仕事が激忙しかったですね。
初めて仕事で「え?これ今日中に帰れないかも?????」って思った時期でした。辛かったです。

4月

モダンボーイズ

初めてのジャニーズ現場でした。その割にはなかなかいい席で見ることができて嬉しかったですね。
作品自体は昔キムタクさんが主演で上演した有名作だったらしいんですが、もちろん新規の私は初めて知る作品でした。
ちょうど、この時のご時世に合っているような作品でした。戦争時期の話だったのですが。
どれだけ周りから演劇をやめろと批判されていても僕たちは劇場のドアを開け続けなければならない、という台詞がグッと来ましたね。
そして最後、作品の中の脚本・演出家である菊谷さんが戦争へ向かってしまう時に、劇場の団員たちが菊谷さんが描いていた夢のミュージカルを再現して、舞台セットが取り払われ奥から神々しい光と共に歌いながら出てくる加藤さんはすごくかっこよくて鳥肌もんでしたね。
いい作品を見られたと思います。

WELL~井戸の底から見た景色~

友達と「今年一番楽しかった現場は?」という話をしていて私がふと思い浮かんだのはこの作品でした。
決して楽しい話ではなかったし、見終わったあともどんよりとした気持ちになって、重苦しい感じで堪らなかったんですが、何ヶ月経ってもあのシーンやこのシーンが鮮明に思い出されます。
非常に悲しい結末の作品でした。詳しくは当時書いた感想ブログを読んでみてください。
本当に重苦しくて、この舞台を見ていた期間はほとんど食事が出来ませんでした(笑)
でもそのくらい影響を与える作品ってのはすごいと思います。
推しさんが主演で、推しさんがずっとそこにいるのに、推しさんがどこにもいない感覚でした。なんか不思議な感覚。

NEWS LIVE TOUR 2020 STORY

このブログでは言ってなかったですけど、これ、地元公演全公演行ったんですよ。新規だけどここは逃しちゃならん!と思って。
おかげで見たいところから全部見ることができてすごい満足しましたね。
新規なのにめちゃくちゃ泣いたしね。四部作が終わったNEWS、これからどんな景色を見せてくれるのか非常に楽しみです。


・トライアングルナイト~声優と過ごす不思議な夜 第三夜~

全然推しでもなんでもないのに畠中祐くんとオンライン通話してきました(本当に何故)
直前になってから祐くんの曲好きですとかキンプリが好きですとか色々言いたいことが出て来たのですが、結局「おれかま(Aさんとやってるラジオ)でメール読んでくれてありがとうございます」と言うという…。
祐くんの方も「おれかまの独特の雰囲気、好きなんだよね。それを作ってるのはメールを送ってくれるリスナーさんたちだから!」と言ってくれてめちゃめちゃ嬉しかったです。いや本当にいい人です、祐くん。

5月

・Fantôme Iris 1st LIVE -C'est la vie!

Aさんが参加している作品のバンドのライブでした。しかし現地行く気満々だったのに緊急事態宣言とのことで無観客配信に。
でもAさんが細部まですごくこだわっていたのがわかるライブでした。特にカメラワークとか。
バンドと言ってもボーカルのAさん以外はサポートメンバー(ガチのV系バンドマンの方々)なんですが、その「サポートメンバー」というのがAさんは嫌がって、「これはメンバー全員で作るライブだから」とボーカルだけをカメラで抜きすぎるとかはやめてくれと言ったそう。
そしてカバー曲もバンギャの私ドンピシャな曲ばかりでめちゃくちゃ興奮した。特にJeanneの「ヴァンパイア」。Jeanneの曲はやるだろうとは思っていたけどまさかヴァンパイアやるなんて!!!と激興奮していたら、あのラストの大サビでAさんを下から舐めるように見上げるカメラアングル…あの伝説のライブのあのシーンの再現じゃないか!とまたも興奮。
準備する時間が短かったと言っていたけどそのわりにはものすごいクオリティのライブだったと思う。本当に興奮しっぱなしでした。

・トライアングルナイト~声優と過ごす不思議な夜 第四夜~

Aさんとのオンライン通話でした。これ、運良くチケット発売すぐ買うことができて鍵開けすることができたんですよ。
つまり前述したライブの感想を世界で一番最初に直接話せたのは私だったんですよ(やめな)
まあ鍵開けというのは冒頭にトラブルがあるもので、うまく聞こえなかったりしててんやわんやしたりしました。仕方ないね。
そしてライブの感想を告げ、この曲はこういう思いがあったとかこういう経緯で決まったとか裏話もたくさん聞けて嬉しかったです。
最後の枠になり、「この枠で最後です」と伝えると「えっ早いよ!もっと話したい!」と言われめちゃめちゃテンション上がったのに緊張しすぎたせいで「あ、はい」とつれない返事をしてしまう9さん。接触下手か。


・わが花

これ、劇場に行ってびっくりしました。キャパが30くらいしかない劇場でした。
コロナ対策としてステージと客席に間隔はあるものの、それでも普通の舞台に比べたらめちゃくちゃ間近。
こんな間近でいいのか…というくらいの距離でとても迫力のある会話劇でした。
推しさんの役は、現実世界の記者の役と、取材相手が思い込んでいる人物との2役?だったのですが、その役の入れ替わり、回想へ入ったり戻ったりする流れがキレイですごく見入ってしまいました。
これもまた、このご時世にはグッとくるような台詞ばかりで、芸術作品とは難しいなと考えさせられました。そしてそんな芸術作品に救われた人は少なからずいるし、なんだか色々考える作品でした。
たった5,6人くらいの少ない人数での会話劇でしたが、あらゆる人たちの思いや考えがぶつかり合い、芸術、舞台への愛情を感じました。いい作品でした。

6月

・SUPER HEROISM

ジャニーズJr.主演作品とのことで、チケット戦に怯えてましたがなんの問題もなくするっと手に入れられました。よかった。
しかしJr.の二人がめちゃくちゃキラキラしてて、そしてダンスがバキバキで、今まで見たことないジャンルの舞台だなと思いました。
推しさんの役は気の弱いチーフ役でしたが、癖の強いバイトたちに怯える様は可愛らしかったです(可愛らしいで合ってるのかはわからんが)
そして様々な問題を解決したり解決しなかったりして、最後にバイトとの絆が深まり、楽しそうに歌ったり踊ったりしていたのも心があたたまりました。
これは、主人公が誰かのヒーローになりたくて奮闘するお話だったのですが、最後の主人公の台詞「ヒーローとは案外虚しいものです。」と一言いったシーンは胸がギュッとなりましたね。

・エリオスライジングヒーロー緊急指令ミーティング

死にものぐるいで昼夜のチケットをもぎ取ったやつです。本当に行けてよかった。
なんか下手が大御所、上手が若手みたいなグラデーションになっててウケました。
バラエティコーナーももちろん楽しかったし、生朗読もめちゃ楽しかったです。

8月

・さんたく!!! Chapter6 in サンリオピューロランド

久々にピューロ行きたいなーと思ってたら現場で来ることが出来ましたがイベントのみ参加したのでピューロ感は味わえなかったです。
冒頭にプリンくんが来てくれてかわいかったのとYくんがサンリオの服を着てたくらいしかピューロ感味わえなかったです。
でもめちゃめちゃ笑いましたね。最後の絵対決とかもうサンリオが震えるくらいのホラーで面白かったです。

・1st ALBUM 発売記念イベント『EROSION 1st Anniversary BLOODS』

これ、Aさんが出る予定だったのですが前日になって濃厚接触者に該当してしまったためAさんがお休みとなってしまった悔しいイベントでした。
AさんがいなくてもAさんの分まで楽しもう!と思って行ったのですが、他キャストさんがAさんの話を色々してくれたのでその優しさに心打たれました。
ライブやCDの裏話も楽しかったし、2月に行われたライブの映像鑑賞も楽しかったです。ただなー、あそこでペンラ出して本当のライブみたいにしてよかったらなーもっと楽しかったんだけど。

12人の怒れる男たち

本当はYくんの出る朗読劇も見に行く予定だったのですが、こちらは中止になってしまったので時間が空いてしまったな…となっていたら友達から別チームの回も見てみない?とお誘いを受けて推しさんのいるチームとは別のチームも観劇することができました。
おかげでより一層楽しめたと思います。真夏に見るからこそいい演劇かもしれませんね、この作品は。
ブログ読み返したら相当語ってたのでここでは割愛します。

9月

ランズベリー・アーサー Birthday Event 2021

Aさんのフルネームを初めてここで出したことに少々ドキドキしております(何故)
これは帰りの新幹線でAさんがこの時歌ったミスチルの「名もなき詩」を死ぬほどリピートして泣きながら帰った思い出があります。
本当にAさんは今まで大変な苦労をしていたんだろうなと思ったし、でもそれでも頑張ってくれててよかったなと思ったし、ファンに対しての気持ちもその1曲に込められてて、すごくいいイベントでした。
Aさんは推しじゃないかも~~~とかうだうだ言ってましたがここで「いや、この人は応援したい人だ」と改めて思うことが出来ましたね。

・back-to-back

ひたすらにこの話のトリック(?)に死ぬほど騙されまくっていました。
物語が進むにつれ「あっそれはそうなの!?」「あっこれはそういうことだったの!?」みたいにずっと驚きっぱなしでした。
初見はそうやって驚きっぱなしで一種のアトラクションみたいに楽しんだのですが、それ以降は「ここにこのフラグがあったんだ…」とか「だからここがこうなのか…」と答え合わせしているようで楽しかったです。
10人くらいのミュージカルって初めて観たのですが迫力がちゃんとあって、ちょっと新鮮だったけど面白かったです。
なんかそれぞれの関係性がエモかったですね、続編が見たい作品でした。

・Fantôme Iris Concept LIVE -月光饗宴-

これも配信でしか見れなくて、行けないことに悔やんだ公演でした。
そのくらい素晴らしかったです。5月のライブもすごかったけど、更に仕上げてきたな!って感じがしました。
一足早いハロウィンも楽しめたし、最高の時間でした。

10月

・アルゴナビス Acoustic Tour 2021 -Autumn Session-

仁くんと宮内さんゲスト回に行きました。
いやー4人共すごかった。まあアルゴナビスの2人はアコースティックでやってきてたからそりゃそうだろうってとこもありましたが、アコースティックとはかけ離れてそうなジャイロの二人のアコースティックはちゃんとアコースティックなのにそれ以上の迫力があって魅了されましたね。やっぱジャイロ好きだ…。
そしてアルゴナビスの曲の良さにも沁みました。いいライブでした。

・ヨルの真ん中

さきほどのback-to-backは10人ほどの少人数のミュージカルでしたが、こちらは更に少ない3人でのミュージカルでした。
去年、配信で別の作品をを3人で上演して(推しさんは声のみの出演だったけど)こういう形もあるんだなーと思っていたので楽しみにしてました。
3人の声の重なりがとてもキレイですごく聞き入りました。
推しさん、作演出家の浅井さんの当て書きだったそうなんですが、わかる!こういう可愛らしさが推しさんにはある!って感じがして興奮しました(すな)
推しさんの役が不思議な感じの存在で、その存在がどんな存在なのか物語が紐解かれていくとだんだん推しさんの役に感情移入してしまいました。
甘酸っぱいような、胸がキュッとなるような、そんな感じがするけど、最後には心があたたまるミュージカルでした。

11月

ハウ・トゥー・サクシード

増田さんが出ているドラマ(「ボイス」)を見て、増田さんのお芝居好きだなーと思って見に行きました。
ボイスとは打って変わってコメディっぽいサクセスストーリーだったのですが、増田さんの可愛らしさが存分に出ていてすごくいい作品でした。
そしてなんと言っても歌がうめぇ…!さすがNEWSのセンターです。
ラストのナンバーとかガシガシに踊って歌って、めっちゃアメリカのミュージカル感があって面白かったです。あんまこういうタイプのミュージカルは見たことなかったかも。
チャンスが来た時の、ピンスポ当たってニヤッと笑顔になるところ、めちゃめちゃ可愛らしくて好きでした。

12月

・「藤田玲の#カモマイ」ムチャぶりすごろくイベント!! com'on TDC

推しさんゲスト回に行きました。この人数でTDC…????と戸惑っていたけど一番戸惑っていたのは出演者陣だったようなので面白かったです。
そして初対面だった赤澤くんをも「大好きです」と言わせちゃう推しさんの魅力よ…。藤田さんとは仲良しなのは知ってたけど赤澤くんにも好かれてたなんてちょっと笑いました。でも後輩はみんな推しさんのこと好きになるって言うよね。それが推しさんのお人柄なのかな。
そしてファンから寄せられた無茶振りをやってもらいますって時に最初は嫌がったのに藤田さんが「ファンの人たちがわざわざ時間かけて書いてくれたんだよ!?」と言うと「やるしかないかぁ!」と言ったあたり、めちゃめちゃ推しさんらしくて笑いました。かわいいしいい人。
久しぶりの舞台じゃないイベントに出る推しさんを見て、推しさんは緊張してたらしいけどすごく楽しそうだったので私も満足しました。


・ご報告
現場まとめの記事の場を借りてご報告です。
実は私、12月に入籍しました。相手はブログでも何回か登場した(と思う)ガチ恋かも?時代に推しさんのガチ恋かも?な話を聞いてくれた元カレです。
相手と推しさんの舞台を一緒に観に行ったこともあるので推しさんのことは紹介済みです(???)
というわけで、入籍に伴って4月から仕事を変え、引っ越しもし、生活環境が大きく変わります。
でもこれからもマイペースにオタクしていくしブログも引き続き書いていくのでどうぞよろしくお願いします。


と、今年の現場まとめは以上です!
結構長くなってしまったな。でもこれですっきりして年を越せそうです。
今年はツイキャスを始めたりして、そこでも構ってもらって嬉しい年でした。
本当に読者のみなさんには今年もお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いします。

☆お知らせ☆
次回のツイキャスは1月22日(土)21:30~です!
マシュマロ募集してます!

今回は以上です!
ここまでお読みくださりありがとうございました!
良いお年をお過ごしください!
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12人の怒れる男 感想

こんにちは、9です。
今日は観劇した舞台について感想を綴ろうと思います。
なんかね~もう色んなことを言いたすぎてどう感想書けばいいのかわからないけど、私なりにまとめてみます。

とりあえず、大阪AB、東京ABと計4チームで公演が行われたのだけど、私は東京ABチームを観劇したのでそこだけに絞って書いていきたいと思います。
ちなみに、関西出身の役者は関西弁で喋る、という設定になっているようでした。

公式HPのあらすじは以下のとおりです。

父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、
陪審員が評決に達するまで一室で議論する様子を描く。
法廷に提出された証拠や証言は被告人である少年に圧倒的に不利なものであり、
陪審員の大半は少年の有罪を確信していた。
陪審員一致で有罪になると思われたところ、
ただ一人、陪審員8号だけが少年の無罪を主張する。
彼は他の陪審員たちに、
固定観念に囚われずに証拠の疑わしい点を一つ一つ再検証することを要求する。
陪審員8号の熱意と理路整然とした推理によって、
当初は少年の有罪を信じきっていた陪審員たちの心にも徐々に変化が訪れる。

陪審員たちが退廷して、とある一室に集まる。その時は8号を除いて全員が「有罪」と判断していたので「有罪」で決まりだろうと誰もが思っていた。他愛もない会話から始まる。
そして最初に評決を取ったところ、8号だけが「無罪」を主張した。ここから議論は始まっていく。
8号の最初の言い分としては「少年の死刑がかかっているのに、話し合いもせず有罪と決めつけるのはおかしい」ということだった。最もそのとおりのように見えるが、この時点で8号は少年を有罪にできない疑わしい点はいくつもある、と述べたが話し合いを進めると8号も気づかなかった疑問は次々と他の人から出てくる。8号は無罪を主張することを「賭け」と言っていた。8号自身も最初は実はそんなに疑問は持ってなかったんじゃないかな、と思った。ただ本当に「話し合い」をしてから決めたいと思っていたんじゃないだろうか。

東京B1号が、10号に「ガキじゃないんだから」と言われてキレるシーンがある。陪審員1号は陪審員長として全員をまとめ、仕切る役割だった。その1号がキレてしまう。B1号は静かに「ガキとはなんですか」と沸々と怒り、それがピークになって「いつ私がガキみたいなことを言ったんですか!」と怒鳴る。そのあとに周りが仲裁に入ってわちゃわちゃしているときに「いつ!?何時何分!?地球が何回回ったとき!?」といかにもガキくさいセリフを並べていたのが印象深かった。それに対してB7号が「あんたが1番だから!(陪審委員長を続けてくれ)」と宥めるのだが、1回じゃ通じず、何回も「あんたが1番!」と言い続けていたのがちょっと可愛らしかった。
A1号はガキじゃないんだから、と言われるとすぐに沸点に到達して千秋楽では椅子の上に登ってまで「じゃあこの役を降りる!!」とブチ切れる。その様子には周りもびっくりしているようだったし、私も「そこまでキレるのか…」とびっくりした。そこにA7号が「あんたが1番や!」と関西弁で宥めるのだが、Bと違って1発で宥めることに成功する。関西弁の強さなのか、それともBよりもAの方が年が上だからなのか、そのあたりはわからないけど、それが面白いなと思った。

B6号はガタイが良くて、お年寄りに優しいというイメージだった。しかしA6号はなんだかちょっと掴みどころがないというか、なんだろうこの人…と思うような感じだった。というのも、序盤に8号に対して全員一人ずつ「少年が有罪であることの根拠」を述べて8号に反論してもらおうというシーンのとき、6号は7号からもらったガムを噛んでいた。B6号はそれを噛み続けて意見を言おうとし、1号から「ガム捨ててください」と言われ、捨てるのだったけど、A6号は意見を言う前にガムを飲み込んでから意見を言っていた。いや…ガム…飲む??wwwとちょっと不思議に思ったし、部屋のエアコンが壊れているか(おそらく古くて汚い)エアコンを触ったあとに水を飲むときの仕草があまりにも変でこの人はふざけているのか真面目なのかわからないな、と思った。あとからA6号の役者さんのスペースを聞いていたら「A6号は一番あの中で議論を早く終わらせたかった」と言っていた。そう考えると、多分真面目ではない印象を持ったのは間違いじゃなかったのかもしれない。意見を述べる時も「アタシはねぇ」と語りだすのもなんだか胡散臭くて私はA6号が癖になって好きだった。

B7号はA7号よりも若い印象だった。だからか、B7号では「ガキ扱いしやがって」という部分がA7号では「コケにしやがって」という言い回しになっていた。台本がそうだったのか、役者本人の解釈によるアドリブ(ってほどでもないだろうけど)なのかは定かではない。
そんなB7号が「話し合いに飽きたから」と無罪の主張に意見を変える。そのときに11号(外国人)に「ちゃんとした理由を言え」と叱られる。そして涙ぐみながら小さな声で「疑問が生まれたから」と言うのだが、11号に「もっと大きな声でぶつけろ」と更に叱られ、大きな声でもう一度言い、席に座る。7号は議論に茶々を入れたり不真面目な態度が多かった。そんな7号がしっかりと自分の正しいと思ったことを言えたというのは、「ガキ扱いしがやって」と怒っていたB7号がこの議論の最中に成長したのではないかと思った。
A7号も同じように11号に叱られる。が、A7号は真っ直ぐ11号を見つめ、鼻を真っ赤にしながら「疑問が生じたから」と静かに、でも力強く呟く。このシーンはB7号が「成長」ととるならば、A7号は「改心した」となるのかな、と思った。

そんな7号に叱った11号だが、外国人という設定なのだがAとBでは国籍が違うように感じた。Bは時折英単語を挟んでいたので英語圏の外国人だと思ったが、Aはどちらかというと東南アジア系かな、と思った。
ちなみに言うと冒頭でB10号が話し合いに茶々を入れ「俺が気の利いた話をしてやるよ、こないだダウンタウンで」と言っていて、その話の切り替え方がなんとなくアメリカっぽかったし、ダウンタウンって言うとやっぱりアメリカだし、この作品の舞台はアメリカなのか!?と思ったりした。そうすると、英単語を挟んでくるB11号は一体何人だったんだろう…という謎があった。
A11号は7号に叱る時、「私の日本語わかりますか?」と言っていたので、日本に出稼ぎに来ていた東南アジア系の外国人だったのかな、と思った。
これもあとから役者さんのスペースで聞いたところ、舞台となってる国の設定は各々の解釈でやっているようだった。だから正解はもしかしたらないのかもしれない。

お待たせしました、みんな大好き4号の話をします(待ってない)
最初にAを見て、そのあとにBを見たから4号の違いにはすごくびっくりした。
A4号は最初から最後まで他人にあまり興味がなく、ツンといている印象だったし表情もそんなに変わることはなかった。自分の「有罪である」という主張にとても自信があるように見えた。
しかしB4号はそれに比べると結構感情豊かで、優しい部分も見受けられるなと思った。
B1号がガキ扱いされてブチ切れるときもB4号はB1号を宥めようとしていたし、3号がB8号に「なんなんだあいつ」と文句垂れる時も3号に優しく「でもあの人はちゃんとしてますよ」と言うのだった。
A4号はA1号がキレようが誰がキレようが我関せずのような顔をしていて、3号が癇癪を起こしたときは「面倒臭いな」というような顔で「このひとは癇癪持ちだから気にすることはない」と止めに入ったように見えた。8号に対しての「あの人はちゃんとしてますよ」もどこか冷たい言い方だった。
A10号が被疑者の少年に対して、スラム育ちというだけでの偏見をぶちまけるシーンがある。それを他の10人は一人ずつ背を向けて言って聞く耳を持たない。10号は恐らくいい会社に勤めてる感じの人。自分の意見をわかってくれるのは同じように頭の良さそうな4号しかいないと思っていたのかもしれない。最後、残ったA4号に「聞いてくれ」と懇願する。するとA4号はぽつりと「やめろ、お前の言いたいことはわかった」と言い、それでも偏見を続けるA10号に対してスッと立ち上がり「黙れ!!!」と怒鳴る。
しかしB4号はB10号に対して、静かに「…黙れ」と諭すように言うのだった。これも役者さんのスペースで聞いたのだが、それはあまりにもみんなに話を聞いてもらえないB10号、そしてそんな偏見しか言えないB10号のことが可哀想に見えてきてしまったからだと言っていた。だから怒鳴らず諭したのはB4号の優しさだったのかもしれない。そう考えると、A4号は思いっきりA10号を突き放したことになる。自分も同じ偏見持ちに見られたくなかったのか、偏見をこれ以上聞きたくなかったのか、突き放していた。そこに同情はなかったんだろうなと思った。それだけA10号が残念な人だったのか、A4号が冷たい人だったのか、そこのさじ加減はわからない。多分どっちもだったのかもしれない。

B4号の方が感情豊かだったとは言ったが、A4号も別にずっと仏頂面だったわけではない。冒頭で自分の意見を述べるとき、笑みをこぼす、との程でもないが、A4号の口角は上がっていた。それは余程の自信の表れからだったんだろうと思う。
この作品ではジャケットを脱ぐと「無罪」の主張をしているという意味になるのだが、4号はジャケットの下にベストを着ていた。自信満々だった4号は8号に「3日前の夜に見た映画のタイトルと出ていた役者は?」と聞かれて答えられなかった。これは被疑者の少年と同じことだった。(正確には少年は映画を見た1時間後に事情聴取され、その時は答えられなかった。4号は3日前の話をしているので全く同じ状況ではないが)そこで4号が信じていた状況証拠が次々と崩れていくのだった。そして4号はジャケットを脱ぎ、ベスト姿になる。そのベスト姿というのは「状況証拠が崩れたとしても、一番重要な女性の目撃証拠という決定的な証拠がある」という心理状態を意味しているのだと思う。しかし、そこでその女性の視力に疑問が生じ、その目撃証拠も疑問になってしまった。そこで4号はベストを脱ぎ、「合理的な疑問があるため有罪にはできない」と言うのだった。
ジャケットを脱いでからは最初の口角を上げた自信たっぷりの表情から、だんだんイライラしているように見えた。この作品のタイトル、「12人の怒れる男」ということで、12人は何かしらに怒ることになる。しかし4号は何に怒っただろうか。
A4号だけ見るとA10号に対して「黙れ!」と一喝したのが「怒り」に見えるのだが、B10号の諭し方を見ると、そこは「怒り」ではなかったんじゃないだろうかと思った。多分、ジャケットを脱いでから、重要な目撃証拠があるのに無罪を主張している他の陪審員の思考が理解できなくてイライラしていた。それが4号の怒りだったのではないだろうか。

この話は結局、少年が無罪か有罪か、真犯人だったのかそうでないのか、それがわかることはない。ただ、12人全員が「合理的な疑問が生じた」というだけで「有罪にはできない」と判断した話だ。
それがハッピーエンドだったのか、バッド・エンドだったのかと言われると、私は多分ハッピーエンドではないだろうと思う。というのも、最後部屋から出ていく12人。最後に8号が物憂げにテーブルを見つめてから捌けて行く。その表情はどう見てもハッピーエンドのそれではなかったからだ。
議論の中で生まれた小さな疑問たちも、「本当にそれでいいのか?」と思うものもある。それは原作が60年前のものであるし、作品の舞台がアメリカだった。しかし今回は全員が日本人で演じているし、時代設定も現代になっていた。(スペースを聞いたところによると近未来ということらしいが)
舞台となってる国と時代があやふやなので、現代の日本に置き換えるとちょっとん?となることもあったのかもしれない。でもまあ、疑問は疑問なので、私はそれでいいと思ってます。

12人が出ずっぱりで一切暗転のない、始まったら終わりまで一直線の物語。あらゆる「怒り」が巻き怒っていた。この人が好きとかこの人が嫌いとか、見ている側からすれば色んな好みが別れてくるかもしれないこの舞台。私は基本的に全員が最終的に自分の思う「正しさ」を貫いたことに好感を持った。真夏に(公演期間はちょっと寒かったけど)このような熱い舞台を観ることができてよかったです。

ここまでお読み下さりありがとうございました!

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舞台WELL~井戸の底から見た景色~感想

こんばんは9です。
先日推しさんの舞台の千秋楽でした。
綴らんでもいいかなあと思ったけど綴ってみます。

地下アイドルの女、ビル警備員の男。
激しく惹かれ合った二人は、いつしか、致命的にすれ違う。
まるでロミオとジュリエットのように。

ビルの警備、連日の夜勤。

人生、いいことなんて何もない。
こうやって死ぬまで、ボクは井戸の底辺を這うのだ。

そんなボクが、恋に落ちた。

彼女も地下に棲んでいる。"地下アイドル"という場所に。
ボクたちは惹かれ合った。
救いを求めるように。自分の存在を確かめるように。

『そして、ボクは彼女を○しました』

……なぜあの事件は起きたのか。
岡本貴也が書き下ろす、渾身の社会派演劇!

公式サイトのあらすじはこんな感じ。
オチを言ってしまうと、最後の○に入るのは大体予想していましたが「殺」という文字だった。
アイドルを好きになって、愛しすぎて、狂った最後にはそういう衝撃のラストシーンだった。
でも、主人公は知らない間にアイドルと既に出会っていて、アイドルのことを救っていた。
でもそれはお互いにお互いを知らないままで、アイドルはその知らない誰か(主人公)を想っていた。
その気持ちを殺したあとに気づいてしまった主人公は悔しいのか、悲しいのか、苦しいのか、泣き叫ぶ。
アイドルは死ぬ間際にその知らない誰かを主人公だったと気づき、あの有名な台詞を言うのだった。

「おおロミオ、あなたはどうしてロミオなの?」

これは「あなたがロミオ(想い人)でいてほしくなかった」という意味とか、「本当は素敵な人なのにどうしてこんなことをしたの?」という意味とか、いろんな意味が込められていて、これほど悲しい台詞はないなと思った。

と、結末から話してしまったけど、つまり主人公はドルオタと呼ばれるオタクだったわけだ。
そのオタクっぷりは見ていて「なんか思うところあるな」と思うところが多々あったりした。
アイドルに一懸命声援を送ってる姿、レスを貰うと爆沸きする姿、認知を貰うと爆沸きする姿、チェキ会で緊張する姿、ライブ後に仲間たちと飲み会する姿、アイドルに一生懸命リプを送る姿。
し、知ってる…知ってるぞ…となりました。しかし主人公は最初から少しズレていて、チェキ会でも「その衣装いつ洗ってんの?毎日同じ衣装じゃない?」と言ったりとか「歌詞間違えるなんてだめでしょ、決まった歌詞なんだから」と説教したりと、傍から見ても「それはないでしょ」という話題ばかり。
最終的にアイドルを殺してしまった主人公に共感はできなかったけど、撮影会でNG行為を強要するファンを制裁するところやプロデューサーにレイプされそうになっていたところを助けるところとか、性的な目では見ていないと豪語するところとか、主人公は主人公なりにアイドルを真剣に愛していて、守りたかったんだろうな、認めてもらいたかった、愛されたかったんだろなと思った。途中まではアイドルも主人公に対して感謝をしていて「支えられている」というメッセージを送っていた。
しかし主人公を狂わせたのは彼女への愛と、格差社会のつらさ、マウンティング、親からの躾という名の暴力。あらゆる闇が主人公を狂わせて行った。

主人公はアイドルを推すようになって、足繁くライブと物販に通うとすぐに認知された。そして撮影会でNG行為をする輩を制裁したことから直接DMをもらうこともあった。それでもとりまく闇の中で、満たされない主人公は彼女をストーカーするようになる。アイドルはすぐに主人公を拒絶するようになる。でも主人公の愛は止められなかった。狂って、狂って、最後には愛しい人を殺し、自分は井戸の底の真っ暗な世界へと追放されるのだった。
最後のカテコまで、全員の表情は暗く、重いままだ。最初から最後まで、この世の闇を見ていたような気分になった。

主人公に共感はできないけど、レスをもらったら嬉しいとか、認知されたら舞い上がっちゃうとか、そういうのはわかってしまうから怖い。
この公演期間中、推しさんのツイートは少なめだったけどそれに対して即リプを送ってもいいものか、こんなリプを送っていいものか、少し悩んでしまった。
主人公がアイドルに送った数々のリプの文章を聞くと、自分ももしかしたら似たようなこと言ってるのかもしれないと思うと怖くなった。
推しさんは、この物語をどう感じただろう。私達俳優オタクがそんなとこで推しさんへの気持ちに思い振り返ってみているなんて知りもしないだろうけど。主人公がアイドルに一生懸命リプを送るように私もリプを送っている。レスを貰ったら喜ぶ。そんな気持ちを、推しさんはどう考えて演じてどう感じたんだろうと思った。
そんなことに思いを馳せてしまった。オタクとしてどうあるべきなのかを考えてしまったし、推しさんが私たちをどう感じているのか、今回の作品で何を考えたのかを考えてしまった。

まあ、そんな私も小さなモヤモヤはどうでもよくて、とにかく衝撃的な作品だった。アイドルたちの闇、オタクの闇、人間としての闇。この世の中にはいろんな闇があるだろうけど、様々な闇が煮詰まった作品だと思った。もっと私が早くに観ていたらもっと早くにブログを書いて、観てほしいと宣伝するところだったけど、今回は終わりの方しか見れなかったのでとりあえずここに感想を書き記したいと思った。
どうすれば主人公も、アイドルも、幸せに生きられたのだろう。主人公が「どこで間違えた?」と言っていたが、本当に人生どこで岐路に立つのかわからない。どこで選択を誤るのかわからない。主人公がしきりに「環境さえ整っていれば僕はもっと上に行ける人間だ」と言っていたが、たしかにそれぞれの登場人物の環境がもっと違っていれば歯車はもっといい方向に回っていたのかもしれない。
でも、環境って自分じゃ選べない時が多いじゃないですか。生まれた環境とか、職場の環境とか。その中で精一杯幸せに生きるためにはどうしたらよかったんだろう、と登場人物たちのことを思い返すと涙が出てきそうになる。観劇した時には涙は一切出なかったんだけど、何故か今更になって涙が出そうになる。それくらい登場人物一人一人の気持ちや生き様が心に残ったからなんだと思う。

つらいシーンの多い作品で、演じる側の精神力もかなり大きく抉られたと思う。そう思うと全力でこの作品に向き合ってくれて熱意を持って挑んでくれた演者のみなさんには頭が上がりません。
ずっとぐるぐるとこの作品のことを考えてしまうくらいには心に残った、残り続ける作品となった。
見れなかった人のためにもDVDとか通販で売ってほしいなあと思うくらいです。

いろんなことを感じ、いろんなことを考えた作品でした。ありがとうございました。

今回は以上です。
ここまでお読み下さりありがとうございました!




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2020年振り返りブログ

メリクリ!こんにちは9です。
今日は2020年のまとめブログを書いて行きます!
まずは今年初めに立てた目標の振り返り。

事故らない

事故りましたね、盛大に。おかげで愛車を廃車にしました。

自分のペースで推し事をする

自分のペースでできましたね~良き。

他人と比較しない

他人の推しは羨ましがったかも…………………

2推しくんについては茶の間になる

2推しくんどころか3推しさんまで出現して笑うしかない。

素直に喜ぶ

いっぱい喜んだ!!!!

貯金する

したした!こないだ定期預金にごっそりお金を入れました。


事故以外はなかなかいい年でした。
それでは現場ごとに振り返ってみたいと思います。

KING OF PRISM SUPER LIVE-Shiny Seven Stars!-

現場はじめはここからでした。
これについてはもう語りまくったんで記事を参照してください。
que-9.hatenablog.com
この頃からコロナの話は出ていたけどまだ全然マスクとかせずに現場に行ってました。
神席で見れて本当によかった…よかったな…。

最遊記歌劇伝-oasis-

que-9.hatenablog.com
このあたりからはマスク必須になってきましたね。
当日券でも勝利できていい思い出でした。

推しさんの単独イベント

推しさんの単独イベントは初めてでした。それが嬉しかったですね~。
ゲストも気心知れる方ばかりでめちゃめちゃ笑いました。
コーナーとかも推しさんらしいものばかりで微笑ましく見てました。
直近の最遊記の話もたくさんしてもらってボリュームたっぷりなイベントでした。
そして最後の物販で推しさんから直接手渡してもらって、そのときに絶対印象に残ること言ってやる!と意気込んで行ったのですが大成功でした(ピース)

ストリップ学園イベント

平日に半休をもらい、親に渋い顔をされながら行ったイベント。
本命盤で振り回す用の真っ赤なパンティを持って行ったらステージから「ドえろいパンツ持ってんね!」と言われたのもいい思い出です。
演者さんと一緒にDVD見て、あのときはこうだった~とか聞くの楽しすぎましたね。
推しさんが自分のシーンの時に爆笑してるのが可愛かったです。
最後のお渡し会でも優勝でした。ありがとうございました。
終わった後、友達から「実りある接触した顔してる」って言われました。実りはありました。

ストリップ海峡中止

que-9.hatenablog.com
つらすぎて書き殴ったブログです。

朗読劇「RANPO」配信

無観客配信でした。声優さんと舞台俳優さんがいる中で、推しさんは舞台俳優として舞台っぽさを意識していたということで、なんだか嬉しかったです。
その後の推しさん個人の配信で何気なく感想をコメントしたら「そう、それがやりたかったの」と返されて「私の解釈合ってた!」と喜びました。
推しさんがやりたかったことをちゃんとそのまま受け取れたってなんかすごく嬉しいですよね。

3推しさんとビデオ通話接触

que-9.hatenablog.com
なんだこのふざけたタイトルでブログ書いたやつは(私)
3推しさんを推したいと思ってからの初の接触(ビデオ通話)でした。
名乗ったら「ああ、あの人か」みたいなリアクションされて普段のラジオへのメールが活きてる!!!って感じました。
最後のループで「さっきで最後だと思ったじゃん!」って言われたのは沸きました。楽しかったです。

「DISTANCE-TOUR-」

que-9.hatenablog.com
この時期に東京に来るって相当猛者だね、と友達に言われた遠征。
8月の半ば、まだまだ遠征が難しい時期でした。
推しさんの朗読劇の配信を見て、舞台っぽさを意識してたなら会場で見たらきっとまた感じるものがあるんだろうなとすごく悔しく思いました。
だからこそ、有観客なら行きたい!と無理矢理弾丸で行った思い出。
1時間の短い朗読劇だったけどびっくりするほど泣いてる自分がいました。久しぶりに劇場で推しさんを見れた感動もあったかもしれません。
そしてまたこの後の推しさん個人の配信で感想をコメントしたら「そう、そうやりたかった」と言われてまたしてもちゃんと正しく受け取れたんだなと嬉しくなりました。

キ上の空論「脳みそぐちゃぐちゃのあわわわーで褐色の汁が垂れる」

徐々に遠征してもええんちゃうか?という空気になってきた9月。
配信もありましたが遠征して劇場に見に行きました。
推しさんの役は最初ネタキャラなんかな?と思ったけどどんどん深みのあるキャラクターになっていき、最終的にはそうなるんか!!!と驚いた役どころでした(説明下手すぎマン)
この劇団さんの作品って結構後味悪かったり重々しいものが多いんですが、比較的ポップな感じに作られてました。それでも私には刺さった…。

8Pオンリーショップ記念イベント

1部30人くらいしか入ってなかったイベントに当たり行ってきました…。
3推しさんを推したいと思ってから初めてのリアル3推しさんで変な感じがしました。今までも見ていたはずなのに。
本編中でも人気の「全力あっち向いてホイ」を鑑賞(鑑賞?)しました。
ラジオで3推しさんがよくやってる「腕の鳴るあの人」(わかる人にはわかってほしい)のものまねも生で聞けて感激でした。
末永く続いてほしいコンテンツ、8P!!!!

アルゴナビスLRF

配信だけどね!!!めちゃよかったから書かせて!!!!!
最初、3推しさんが「みなさんが想像してない形でお届けすると思う」って言っててある程度の想像をしたんですがそれを超えて来ました。
アルゴナビス、バンドリから派生した女性向けコンテンツなので演者がガチでバンドするんですよ。
でも3推しさんのバンドはガチバンド無理だろうなと思ってたところ!!!バックバンドがついていた!!!しかもメンツが古のゼロ年代V系の方々!!!!テンション上がらない訳がないし、さらには3推しさんがキャラクターの容姿を完全再現していた…。
声優さんがキャラのコスをするのってあんまり好きじゃないんですが、3推しさんについては本物だ…ってなりました。現金なやつです。
これからアプリリリースされるのでみなさんよろしくお願いします(誰?)

チャージマン研!R-2

que-9.hatenablog.com
もう遠征してもええやろ!!!!ってなった10月。
いや10月は毎週東京にいたのウケましたね。
友達とあの席がいいとかこの席はどうだとか作戦会議をしながら行きましたがなんとか手持ちのチケットでうまいことやりました(うまいことやれ~)
星くん大活躍の4話は円盤に収録されるとのことだったので私のR-2はまだ終わってません。円盤を楽しみにしています。

3推しさんのイベント

私が好きになった頃にはすでに先行が終わってたんですがコロナのあれこれで再抽選とのことで滑り込みセーフしたイベント。
なかなかのクソ席でしたしコロナのあれこれでぎゅっと凝縮されたイベントでしたが、ゲームあり朗読ありでボリュームがありました。
ゲームはチュートリアルもクリアできないぐだぐだっぷりだったので笑いました。
面白かったです。(貧困すぎる語彙)

舞台ハイキュー!!

なんだかんだ友達と見に行き続けている作品。
とはいえ原作もそんな最近読み込んでなかったしそんなにモチベがあった訳ではありませんでしたが公演が始まってみると死ぬかと思うくらい泣きました。
音駒…永遠に見続けたい…。
研磨の「たのしー」もずるすぎたし黒尾もずるすぎたし海先輩もずるすぎた…泣くしかないじゃんあんなの…。
その後、友達と3時間喋り続けた。

gmn5「ただやるだけ」

また遠征が厳しい風当たりになりつつあった11月と12月。
ザ・小劇場って感じでした。劇場入ったら動物に扮した演者さんにお出迎えされてびっくり。
怒濤のように台詞も感情も詰め込まれた作品でしたが、そこには苦悩と愛があってとても好きでした。
個人的には「天皇陛下がいるからこれはトランスです!」って無理矢理トランスに結びつけるシーンが好きでした(伝わらない)
キスシーンについてはこのご時世でどうなのか問題があってモヤモヤしましたが、演劇として見るならば推しさんの新しい一面を見られたことに感謝したいです。
Thanks&Love!という言葉がぴったりな作品。歌ありダンスあり涙あり(?)笑いありの盛りだくさん小劇場って感じでした。
やりたいこと全部やってしまえ!ただやるだけ!って感じの90分。演者みなさんが演劇が大好き!って気持ちがすごく伝わる作品でした。

2推しくんカレンダーイベント(オンラインサイン会)

初めてのネトサでしたが2推しくんも初めてのネトサでどうしたらいいのかわかっていなかったようです。
とりあえず2推しくんは「○○さんありがとうございます」を言うだけのbotになっていました。
本人曰く、同時に2つ以上のことをできないとのことだったので本人なりに精一杯やった結果だと思うと…ありがとう…という気持ちに…。
でもほんと何もなさすぎて名前かぶりの人とかちょっと可哀想というかどれが自分!?ってなってそうだなと思ったりしました。
それにしても200人分のサインお疲れ2推しくん!

アニメ「かくしごと」イベント

先行に外れに外れ配信で参加しました。配信だけど書かせてくれ!!!
原作が好きだったから2推しくんがこの作品に出演して本当に嬉しかったです。
それでイベントでも拝見できるのが嬉しかったな~かなり錚々たるメンバーだったのでそこに2推しくんがいたのが嬉しかった。
しかもバラエティパートではおいしい感じでいじられ(?)ていて嬉しかったです。
朗読は神谷さん曰く「悪質なギャグ漫画」らしい展開だったけど原作の話とかも触れてくれて楽しかったですね。
劇場編集版が制作予定とのことなのでそちらも楽しみです。
あっあとめぐろがわたんていじむしょとオーケンさんのライブはめちゃよかった!!!オーケンさんはいつまでもかっこいい!!!

アニメ「プレイタの傷」先行上映会

これも配信だけど書かせて~~~~~!!!
なんと!蓋を開けて見たら3推しさんが主演でした!!!!!ひゅーーーーー!!!!
ネタバレ禁止なんでうまいこと言えませんが1話からめちゃめちゃ熱い展開でドキドキハラハラしながら見ました。
すでにドラマCDとかで展開されてるコンテンツのアニメ化ですが、アニメから入ってもめちゃめちゃ面白いと思います!
1月から放送されるので声優さん好きな方、アニメ好きな方は是非見てください!戦闘シーンがめっちゃかっこいいの!!!


今年はこんな感じでした。
あとは大晦日に3推しさんのラジオの特番があるくらいです。そこで私の渾身のメールが読まれることを祈っててください。
色々あった今年ですが、振り返ってみたらなんだかんだで充実した一年でした。
たくさん悔しいことも悲しいこともありましたが、たくさん楽しいことがありました。
来年はもっと気軽に遠征できる世界になってほしいです。
今回は以上です。
ここまでお読み下さりありがとうございました!
よいお年を!!!!!!



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LIVEミュージカル演劇チャージマン研!R-2感想

こんにちは9です。今回は現場の感想を綴っていきたいと思います。

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公演の概要(?)は以前に書いた記事を参照して頂ければと思います。
ネタバレはガンガンしていきますが、多分ネタバレ読んだところで意味はわからないので大丈夫だと思います(大丈夫なのかそれは)


まず会場入りしてひと笑いをしてしまった。(一人なので一人で笑ってたら不審者だねマスクあってよかったね)
チャー研原作アニメの不穏なBGMに歌詞が乗せられた奇妙な歌。
「手、洗え。距離を、保て。密を、避けろ。ディスタンスディスタンスディスタンス 飛沫にはー気をーつけーろー(以下略)」
…………奇妙なディスタンスソングだ…それが永遠にループしている。なんだこれは新手の洗脳か?

そして、チャー研R-2が上演された。
見終わった私の率直な感想は「何を見たんだろう」(良い意味で)(良い意味で?)

魔王と4人の研がZoomでトークするところから始まる、この情勢を鑑みた演出(なのか?)
そして感染対策を万全にした新しいオープニング。去年の初演では散々「歌え!!!!」と言われていたテーマソングを「歌うな!!!!」と言われる。演者も口パクだ。
そして公演ごとに回が変わる作品が演じられる。私はまだ「精神病院編」と「時限爆弾編」しか見ていないのだが、そこにいるはずのない星くん(4話にだけ登場するキャラ)が何故かいる。まあ、4話以外でも星くんは生きている。星くんがいる世界線でのお話ということだ。しかしどう見ても星くんはバリカンの役割を担っているとしか思えない。バリカンじゃないのに。このおかしさ。ツッコミがいない。しかも口パク。
今回バリカンはいないのだが、概念として登場する。え?どういうことかわからないって?見ればわかります。

唐突にちくわを食べたがる研の妹、キャロン。ようやく手に入れたちくわを横からかぶりつくキャロン。それはまるで……………と思ったらめちゃくちゃ耳なじみのある紅白でも聞いたことのあるような曲が流れた。うーん、ギリギリセーフ……セーフ?いやアウ……いやセーフ?
今回の研たちは自分の武器であるアルファガンをアルコールスプレーに改良してしまったため、闘う武器は日本刀しかないのだ。いやなんで日本刀しかないんだ?
そして研たちはジュラル星人を刀で斬り倒していく。泉の呼吸!壱の型!下から肩をそぎ落とす!泉の呼吸!そこの方!過呼吸!(?)狼牙風風拳!いやそれはヤムチャやないかい!鬼滅じゃなくてドラゴンボールやないかい!

研がジュラル星人のせいだと決めつけるシーンも、4人の研の個性が出る。
古谷研「それはジュラル星人の仕業だ!」わかる
安達研「それはジュラル成人の仕業だぁ(茨城弁)」…わかる
東研「それはモラルチキンの仕業だ!」…なんて?
若井研「それはジオン軍の仕業だ!」それガンダムな!アムロやないかい!

初演でも人気のあった曲が次々と披露される。
しらすの歌(は?と思うだろうが聞けばしらすの歌と一発でわかる)、六つ子の歌(何故六つ子が出てくるのかはわからない)、インフルエンザの時に見る夢の歌(ニコ生のコメントでよく言われているが的確だと思う)。
初演の良さもぎゅっと詰まったR-2。今回もニコ生のギフトチャージで得票数が多かった出演者が神回の主役の「研」になれるのである。
私が見た回は星くんとパパだったのだが、それぞれ個性のある研で面白かった。誰が主役になるかはその場で決まるため、稽古は一切していないとのこと。特にパパなんかは本当に段取りがわかってなくて古谷研に半ギレで指示されていたのが面白かった。

神回が終わるとジュラルのチーフが「どうだった?」と客に問いかける。そして「これが原作を忠実に再現した、日本最高峰の完璧な2.5次元である!!!」と豪語する。たしかに…たしかに忠実では…あった…。
「疑うなら今から今やった回のアニメをスクリーンに映すから確認しろ!家でできることを今ここでやれ!」と言われ、原作アニメを会場で放映。確かに忠実すぎるほど忠実だった。これが日本最高峰の2.5次元かぁ…(脳のバグ)

そして、ここからが本編であると星くんが説明をする。しかし本編の台本をいくらめくっても星くんの名前はない。
「想像してほしい。星くんはいなくても星くんはどこかで生きている。星くんには星くんの物語がある。」……う、うん。
本編は初演でも上演した「地球を救え!」回の改編だった。
本来ならアイアン星が地球に近づいているという地球の危機を、研とジュラルの魔王が結託して地球を救うといういい話(なのか?)なのだが、今回は宇宙で発生した未知のウイルス、コロナとの対決。
研の持つガリバー光線は小さな星も滅ぼすものすごいやつだが、それと供に吹き飛ばす力も持っている。じゃあその力でコロナを吹き飛ばせる!?しかしそれを持ってしてもコロナには敵わないのだった…。そこで研には宇宙空間でコロナと戦う任務を任された。…いやコロナに敵う武器持ってないのに何故戦いに行くんだろう…。
家族に反対されながらも宇宙空間にやってきた研。機内は日本刀持ち込み禁止のため丸腰である。何しに来た。
研は嘆く、「コロナ何故地球に来た!コロナがいるからマスクをつけなくちゃならない!マスクをつけると話しちゃいけないみたいな空気になる!笑っちゃいけない空気になる!笑っていいのに!」「コロナがいたって楽しい時間、楽しい空間は壊させない!」「僕たちは1人じゃない!」それはまさにこの時代の世界には痛感できる言葉だっただろう。ニコ生のコメント(会場にも流れている)でも「そうだそうだ!コロナのバーカ!」という暴言が流れていく。
そこでジュラルの魔王が自分の持つパスカル光線とともにコロナを消滅させようと提案してくる。しかし研のガリバー光線はコロナには効かない。そこで魔王が「近頃アルファガンを改良したのでは?」と言う。そう、研のアルファガンはアルコールスプレーに改良されていたのだ。
4人の研がコロナに向かい、アルコールを拭きかけまくる。するとコロナはみるみる消滅していった。
何故か新宿FACEの天井が崩落する演出(CG)があったけどあれはなんのためだったのかわからない、わからないけど多分細かいことは気にするな!(魔王の口癖)ってことなのである。

ところで、4話で登場する星くんが今回いたのだが、じゃあ4話はやったのかと言われるとやっていない。やっていないが実質やった(?)
4話をやらせてくれと魔王に懇願する星くん。しかし4話をやるということは星くんが死ぬということだ。これ以上部下を死なせたくないという魔王。なんて部下思いなんだ…。しかしなんだかんだでDVDには収録するらしい。どういう形で収録されるかは全然よくわからないが、まあチャー研のことだから予想の斜め上を来るのだろう。

そして楽しいエンディングが始まるのだが、バグの様に挟まれるディスタンスソング。もはやこの流れ方は洗脳に近い。手、洗え。マスク、つけろ。距離を、保て。
ダブルカーテンコール(エンディングの倍速)は全員が法被を着てお祭り状態。とにかく頭空っぽになって「楽しい」を浴びた。
是非、頭空っぽになって「楽しい」を浴びたい人、日本最高峰の2.5次元を体験したい人は見ることをおすすめしたい。

見終わって、友達とどうだった?と話すと、「楽しかった!」と口を揃えるが、何が楽しかった?と聞かれると「えーーーと…何が起こったんだっけ…色々ありすぎて…」となる。それくらい「楽しい」が詰まっているということである。それと同時に「何が起こった?」となることもあるということである。
演者が、上演前の特番で「他では絶対観ることのできない舞台」と豪語していた。まさにその通りだと思う。絶対に他では体験できない体験ができる。
言い忘れていたが、この舞台、本編以外はずっと写真撮影OKなのだが、あとからカメラロールで写真を見てもストーリーは全然伝わってこない。推しにカメラを向けるとカメラ目線をくれたりする。ジュラル星人はサービス精神が旺盛なのでポーズを取ってくれたりもする。
あとペンライトも振り放題。その方が暗転の時の移動も安全なのだ、らしい。
そしてきっと本来であれば会場全員で歌ったり、「GO!GO!研!」のかけ声もできただろう。それが出来れば120%楽しめただろうが、それは仕方ない。

制限がある中でも、チャー研はチャー研らしく、訳のわからない口パク、訳のわからないパロディ、訳のわからない超展開、訳のわからない尺稼ぎ。どれをとってもチャー研らしい振り切り方だった。
なにより本当に研がコロナをやっつけてくれたような気さえした。……すまん言い過ぎた(©パパ)

とにかく、何が言いたいのかと言うと楽しかったということだ。
毎公演ニコ生で全景映像で配信しているし(プレミアム会員なら無料で全編見れるZO)、別配信では最前カメラの配信も行っている。
なにより当日券もある。全然チケットはある。是非、あのカオスな空間を感じてみてほしい。

正直、あのカオスさを文章にできる自信がないのでこのブログも自信がないです。
全く訳わからんな?と思ったらそれはそれで正解です。それがチャージマン研なのだ!GO!GO!研!

今回は以上です。
ここまでお読み下さりありがとうございました!




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チャージマン研R-2のススメ

こんにちは9です。
今日はチャー研のおすすめに来ました。

とりあえず、配信ページの内容のあらすじをコピペします。

原作となったアニメの放映は1974年。超低予算と実質5分程度という厳しい制約のある中で生まれた原作は、説明も無く突然始まり無理やり終わる・画面にゴミが堂々と映る・効果音が滅多に出ない・尺に合っていない・作画崩壊など、ツッコミ所をあげ始めればキリがない。
しかしそれが逆に、2010年に入った頃に「何だこれは」とインターネットで注目されるようになった。 そんなSFアニメの舞台化第2弾!
詳しくはをオフィシャルサイトご確認ください。

めっちゃボロクソ言うやん…。でも合ってる…。

前回の初演でも話題を呼んだチャー研ステ。
前説で魔王が「携帯電話の電源は切るなー!音が鳴っても気にするなー!写真は存分に撮れー!」と叫ぶ。
そして劇中、客が移動してステージ外でお芝居を観る。
そして低予算のスカイロット(乗り物のはず)
何よりも主人公である研が4人いる。
なのに原作にこれでもかと忠実だった初演。

今回もきっと色んなことをやってくれるんだろうな…と期待しての第2弾。

なんと今回も神回の3本が上演!
しかし全部を上演している時間はないのである!

なぜならこのご時世のためお客さんを長居させないようぎゅっと短く作られている!
とはいえ、このご時世、色々不安な点があるだろう!
でもこのチャー研ステは大丈夫なぜなら…

口パクだから大丈夫なのだ!!!!!!
口パクなら飛沫を恐れる必要もない!!!!!!!

さらにディスタンスも保っている!これは安心DA!!!!!!

そして気になる出演者!


これが安定のふるやま研だ!!!!


権利関係で言えないのDA!!!!


原作にはないけど何故か鞭を持っているのDA!!!なんでかは初演を見てもわからなかった!!!!!


初演で演じきったはずのボルガ博士!ボルガ博士は死んでしまったはずなのに何故!!!お許しください!!!!


4話に出てくる星くん!!!でも4話はやらないらしい!!!!じゃあ何故出るんだ!!!!それはわからない!!!!!!

全員ではないがとても濃いキャラクターだということは伝わったであろう!!
ちなみに何故全てのキービジュにゴミらしき毛っぽいものが映り込んでいるのか!
これは原作通りなのDA!!!!!!特に意味はない気にするな!!!!!


そんな愉快な作品が10月10日から新宿FACEで上演される。
多分今回は移動演劇はないだろうけどそれ以外は同じように写真撮ったりも可能だろう。
詳しくはオフィシャルサイトで確認DA!!!!!
全公演配信もあるZO!

とりあえず今日は以上DA!!
ここまでお読み下さりありがとうございました!



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