狂気のガチ恋先輩、夜さんのブログを読んでノックアウトされた。
全部私のこと書いてんのかと思った。違った。
ブログを始めてから、というか推しさんを推してから私はずっと「 ガチ恋ではない」と言い続けて来た。しかし、ここ数年拗らせに拗 らせてる上、元推しくんを降りるというオタク上のビッグイベント を乗り越え、その寂しさ故か、更に推しさんに対して拗らせている 自覚はしている。最近、それがあまりにも拗らせすぎて薄々「これ はガチ恋というやつでは…」と思ってきた。心の中で「いやでも推 しさんがもし結婚しても私は祝福するし推しさんの不健康な生活が 嫁さんのおかげで健康的な生活になれば最高じゃん」と暗示をかけ るように思い続けてきた。暗示をかけてる時点で、ガチ恋じゃない …?
「オタクとしてこう在りたい姿」みたいなものを勝手に自分の中で 枠をつくって、自分をそれに無理矢理当てはめようとしている気が する。その中で「ガチ恋」にはなりたくなかった。だから「自分は ガチ恋ではない」と思っていた。というか思いたくなかった。
「ガチ恋」って開き直ると気が楽になるよ
ガチ恋とは - 欠けた月の裏
全くその通りで、自分で自分をガチ恋と認めたくないが ために「ガチ恋じゃないからこう思ってはいけない…ガチ恋じゃな いからこう思うのはよくない…」みたいに思うことが多々あった。 なので「認めると楽になる」と言うのは非常によくわかる。それも 踏まえてガチ恋診断をしようと思う。
「好きな人いるの?」って聞かれて「(いるけどその人のことなんて言えない……)いまはいないかな~」って答えちゃう。
その通りです。
推しさん「好きな女性の髪形ですか?ロングのカールとか好きですね」あなた「よし、髪伸ばして巻こう」
髪型は似合う似合わないがあるので一応参考程度には聞くけど自分 に似合わなそうな髪型だったらそれに合わせることはありません。
デート特集とか見て思わず想像し、いやないないwwwってなっちゃう
特集されるようなおしゃれなデートをしなそうな推しさんなのでな いです。
街中でついつい推しが歩いていないか考えたり想像したりしてしまう
何をしてても頭の片隅に推しがいる
常駐してます。
実際に会えたら何を話そうか少しでも考えたことがある
今までこしあん派だったのに推しがつぶあん派だというのを知った瞬間につぶあん派になっちゃう
さて、こうして見ると意外と当てはまらない。ここで個人的に「こ れはガチ恋か」と判断するポイントを追加してみる。
ガチ恋判断ポイント「共演者に嫉妬するか」
推しさんと共演する女優さんはみんな素敵な方で、毎回すごいなと 思わされます。女優さんたちの歌やダンス、芝居、全てが大好きで す。これは本心です。ですが、バクステで推しさんの好みのタイプ に近い女優さんと推しさんがじゃれていると死んだ目になります。 結果的に嫉妬してますね!でもその女優さんが嫌いとかは全くない です!私の目と心が死ぬだけです!でも女優さんより推しさんのT Oみたいな俳優陣の方に嫉妬してるかも。
ガチ恋判断ポイント「女の影を疑っちゃう」
ガチ恋判断ポイント「自分の恋愛対象は推し基準か」
ここまで来ると「ガチ恋感」が濃くなってきた。
じゃあ最終的にどうなりたいか。
ガチ恋と言うと多分「繋がりたい」「付き合いたい」「結婚したい 」という答えに行き着くのだと私は思っていた。
でも私はそういう気持ちはない。付き合えるかどうかという以前に プライベートな部分の推しさんは知りたくない。
私がこんなに拗らせるまでに好きなのは「役者として表舞台に立っ ている推しさん」だ。その人柄や性格が好きとは言っても、 あくまでもそれは「役者としての推しさん」でしかない。イベント のトークで話すプライベートな部分も「役者としての推しさん」 が話せる範囲の話だと思って聞いている。そして上でも述べたけど 、「ファンと繋がるような推しさん」であって欲しくない。 その相手が自分でも。でも実際プライベートで会えるならどうせ会 いたいでしょ?と聞かれると、ちょっと複雑な気持ちになる。そり ゃ少しでも多く推しさんを見れるなら見たいし、そういう機会があ るなら会いたいと思う。でも私が好きな「役者としての推しさん」 の姿でなら、と思う。だってプライベートな1人の人間としての推 しさんのことは何も知らないわけで、知っているのは役者としての 推しさんのことだけだ。何も知らないプライベートな部分まで好き かどうかと言われたら「知らないからわからない」 と思ってしまう。だから推しさんの仕事として会えるなら会いたい 。なんか特殊な接触みたいな感じで。でも完全プライベートだった らちょっとやだな、と思う。
じゃあ結局どうなりたいのか。
これからも沢山お仕事してる推しさんを見たいです。
てことはガチ恋じゃないんじゃ…?
と、思ってガチ恋じゃないガチ恋じゃないと言い続けていました。 「ガチ恋じゃない芸」と言われるまでに。
付き合いたいわけじゃないしプライベートを知りたいわけじゃない し、普通のファンじゃない…?と思ってた。
しかし先日のイベントで事態は急変した。まず、推しさんの恋バナ (?)を聞いている間ずっと嫌な気持ちだった。嫌な気持ちってい うか…こう…ざらざらした気持ちっていうか…。楽しそうに恋バナ してる姿は大変微笑ましかったのだが、なんか、ざらざらした。 その時に、これってもしかして…と思ってきた。
ブログを読んで分かる人は分かるかもしれないけど、私はわりと理 論派というか理屈っぽいところがあるので、「何がこうでこうだか ら」と答えを導き出せないと結論として認めたくない。だからガチ 恋もずっと認めていなかった。
ここまで書いて死ぬほど恥ずかしくなった。すいません叩かないで ください刺さないでください。
ちなみに、「推しさんが結婚したら」という話はもう何年も前から 覚悟している。ブログや事務所のツイッター等で「お知らせ」 とか「ご報告」とか出る度に深呼吸して落ち着いてから開くように 何年もしている。 もしそれが現実になったら正直それはそれで嬉しい。プライベート な推しさんを支えてくれる人がいることはすごく嬉しいし幸せなこ とだと思う。だけど、ショックな気持ちも大きい。何がショックな のかは上手く説明できない。自分がその立場になれると思っている わけでもないしなりたいとも思わない。 思わないけど何かがショックなんだろうな、絶対に泣く。絶対に泣 くけどそれ以降も絶対にずっと好きな自信はある。自信はあるけど 欲を言えば将来推しさんと結婚する人は一般人であってほしいし結 婚後は惚気とか言わないでほしい。わがままかよ。
ガチ恋はつらいからやめたいと聞くけど、私も色々想像しただけで つらくなる。ガチ恋としての幸せってなんだろう。私はとりあえず 接触でこないだみたいに嬉しいことを言われたらこれ以上ないくら いに幸せだと思う。推しさんの主演作で推しさんが輝いていて推し さんがやり切ったと満足しているなら幸せだと思う。
今はそれだけで十分だけど、 多分この気持ちを長く持ち続ければ持ち続けるほどどんどんしんど くなると思う。 しんどいのはわかってるけどすぐにしんどいからガチ恋や めようと思ってやめれるほどの気持ちじゃないからガチ恋になって いる。
ガチ恋と聞くと「痛い奴」と思ってたけど、 ガチ恋の人はガチ恋の人で色々悩んでるんだろうなと思った。 ただオタクなだけでもキモいけど更にガチ恋と言ってしまえばもう やばい奴なので、世間から弾かれないように色々頑張ろうと思います(白目)
余談だが、ガチ恋と自覚してから長年連れ添ったオタク友達に「私ガチ恋だわ…やばいよね…」と言ったら「お前はまだこの世に生を受けた存在する人間にガチ恋だからまだいいじゃん。私なんてJPEGにガチ恋してるんだから私の方がやべーよ」と言われてなんだか元気がでました。世の中には色んなオタクがいる。みんな違ってみんないい。サンキュー友達。一緒にキモいオタクでいような。
何かあればどうぞ。