おたくのひとりごと

舞台俳優、ワンピが好きなバンギャのゆるいブログです。

ONE PIECE FILM REDを浴びた感想

どうもこんばんは9です。
今回は散々語りたいと言っていたFILM REDについて語りたいと思います。
ネタバレありなのでこれから見に行く予定だよ!という方は見終わった後に読んでくださると幸いです。
とりあえず7回観に行ったあとの感想です。今後また観に行って感想が変わったら追記するかもしれませんしそのままにするかもしれません。
どうやって語ろうかな~と考えた結果、それぞれキャラについて語ろうと思います。順番は適当です。

ジンベエ

劇場版で一味として初登場したジンベエ。私ジンベエめっちゃ好きなんですよね。一味の中で三強の次に好きです。
FILM RED本編ではないですが、FILM RED連動企画のアニメ1話でジンベエがハンモック(?)に寝ているシーンがめちゃんこかわいくて度肝抜かれました。
「なんじゃ?その歌は」とか「なぜこのような格好を…」と言っているあたり音楽にもライブにもさほど興味がないんだろうなと感じました。それでもちゃんと付き合ってあげるジンベエ優しくて好き。
戦闘シーンもかっこよかったですね。鮫肌掌底でフランキーを飛ばすシーン好きでした。

ブルック

今回のテーマが「歌」なのでブルックは何かしらで活躍するだろうと思ってたらやっぱりしましたね。さすがソウルキング。
しかし五線譜が見えないけどパンツは見えそうと言うあたりもさすがブルックですね。
ブルックのパンツギャグ(?)好きなのでよかったです。とうとうパンツ見える日が来るのか!?と思ってしまいました。でも一生パンツ見えないでほしいブルック(何その感情)

フランキー

あの、あんまりこういうことは言いたくないんですが、本当に矢尾さんにはお体大事にしていただきたいなと思いました…。
今回フランキーは技名叫ぶことが多かったのですが、なんだかつらそうに聞こえてしまって…。矢尾さんはフランキーだけでなく他のキャラも演じてますし、本当にお体大事にしてほしいなと思ってしまいました…。
で、肝心のフランキーですが、城の地下での戦闘で城が崩れるほどの攻撃をしてしまうってフランキーめちゃ強くなったんだな…。って思いました。
思えばワノ国編でもササキと結構余裕な顔で戦ってたなぁと思い出しました。フランキーの今後の懸賞金額もグッと上がっていい気がするけどどうなんだろう。

ロビン

ロビンは考古学者ということでポーネグリフの古代文字が読める知識があるけど、エレジア特有の古代文字も読めるんだ!?考古学者ってすげぇと思いました(語彙)
それにしても毎回ロビンの劇場版ビジュにはときめかされるんですよね。毎回劇場版の度に「いい!好き!」ってなる。今回のセンターパートもめちゃよかったですね。

チョッパー

涙を流しながら「ウタを生で、しかもこんないい場所で見れるなんておれ…おれ~~~!!」と叫ぶチョッパーを見て「そんなオタク気質だった?」と笑いました。
でもチョッパーって純粋だからウソップにウタの歌を聞かせてもらってすぐハマりそうではあるなとか思いました。
武道館の舞台挨拶で大谷さんが「怪物ポイントになったんですがその時声あててたか忘れちゃった」と言っていましたが、あててませんでしたよ、大谷さん(届かない)

ナミ

いつもいいけど今回のナミの作画めちゃめちゃよくなかったですか!?
崩れる城から脱出しようと鏡の中にいるであろうブリュレに対して「あんたらもこっちの情報がないとここから出られないのよ!大切な友達にも家族にも会えなくなる!それでもいいの!?」と捲し立てるシーンの作画よかったなぁ~。そしてなんだかんだナミとブリュレって仲良しだよね。そのあとなんだかんだブリュレは鏡(ミロ)ワールドに入れてくれるし。
それで舞台挨拶の時に「スタンピードの時は共闘できなかったけど今回はできた」と岡村さんが仰ってて、確かに共闘してたんだけど、いつもなら怖い!ってびびりそうな場面でも臆せず戦ってたからナミも強くなったんだなぁと思いました。ゼウスかわいいね。

サンジ

ロビンに次いでサンジの劇場版ビジュも大好物なんですが、今回もよかった~!ウェーブヘア、最高です。
最初はウタにメロリンモードだったのに、曲の盛り上がり部分になると、メロリンではなく普通に盛り上がってる感じの描写もすごくよかったです。ちゃんと歌聞いてるんだなって(それはそう)
そして武道館の舞台挨拶で平田さんが「一人のレディを救います。そのサンジの優しさに触れてください」と仰ってて、それがまさかブリュレだとは思わず「お前かよ!!!!」となってしまいましたが、よくよく考えたらブリュレは顔の傷のせいで幼少期いじめられてて、そんなブリュレがサンジからレディ扱いされたらそりゃ頬も赤くするよな…と反省しました(反省?)
そして今回のサンジのかっこよかったところNo.1はやっぱり「ウタちゃんを一人にさせんな」じゃないかな~~~~~~~!!!!!トットムジカという魔王と戦いつつ、ウタを案じる優しさ、さすがサンジだと思いました。
ちなみにNo.2は「変わった食材もあるしね、天国だよここは」だと思います(ニッチ)。ウタがルフィの幼馴染と知ったあと、普通の女性への対応(メロリンモード)ではなく、「船長の幼馴染」として接してる気がしてその対応力がかっこいいなと思ったんですよね。

ウソップ

劇場版ではいつも美味しいとこをもってくウソップでしたが、今回も美味しかったですね。
最初はKISSのコスみたいでウケてたんですが、それがいつのまにかめちゃめちゃかっこよくなっていくからウソップって不思議。
ウソップも、城で封印されしゴーレム(?)が動き出したとき、ナミと一緒にびびるんだろうなと思ってたら「ロビン!安心しろ!指一本触れさせねぇからな!」と言っててえーーーーーたくましくなったーーーーー!と思いました。
そしてなんといってもあれだね、父親ヤソップとの共闘。勝平さんが舞台挨拶で「親父の最初の一言はそれじゃねぇだろと思いました」って言ってて笑ったけど確かにそれはそう。でも!!!!あのヤソップとウソップが通じ合うってめちゃくちゃ激熱だったんですよね。というか、ドレスローザ編でもぼんやり描かれていましたが、今回でウソップは見聞色の覇気使いということが確定、ってことでいいのかな?狙撃手にとって「見える」というのは大分強いだろうなーと思いました。
そして!そんなヤソップとの共闘をしながらも、自分を責め、嘆くゴードンに「おれの親父はよぉ、いっつもおれを放ったらかしにしてた!それなのにあんたはプリンセス・ウタの傍にずっといたんだろ!?立派だぜあんた!」という励ましをするウソップ。お前は本当に19歳なのか?というほどの言葉の力。めっちゃかっこよかったなぁ。

ゾロ

ネタバレ禁止の舞台挨拶で中井さんが「えーと…ゾロはライブとか苦手なのかなぁ…」とぼんやりしたことを言っててかわいかったのですが、確かにゾロはライブに興味なさそうでしたね。でも「ウタに言えば酒も出てくる…!」と感動しているゾロかわいかったです。実際言ったのか?酒くれって?かわいい。
そしてナミとサンジがウタに捕まった時、「ルフィの幼馴染だからって自由にしすぎじゃねぇか!?」と言ってるのを見て、ゾロにとって「幼馴染」って結構特別度が高いんだろうなぁとくいなに思いを馳せました。
そしてさ…あの…気持ち悪いこと言ってたらごめんなさいなんですけど(お察しください)今回ゾロがサンジに突っかかるシーン多くなかったですか…?????これは…なんという供給なんだ…???(お察しください)と思いながら、トットムジカの魔王戦でゾロがサンジの肩を踏みつけて飛んだシーンがかっこよすぎて涙を流しました(そこで?)
武道館の舞台挨拶で平田さんが「懸賞金の差が出てしまったかな」と仰っていて、中井さんが「気に入らないやつをイラッとさせることができて満足です」と仰っていたけど、多分そのシーンっていうのがゾロがサンジを踏みつけたシーンになるのかなと思いました。
そしてコビーが指揮をとった時、攻撃メインの戦闘をゾロさん!って言われた時の顔!あの顔ですよ!セリフはなかったけど、「任せろ!」みたいな「俺で当然だ」みたいな、ちょっと悪そうな顔してるのがめちゃめちゃかっこよかったです。
それから!サンジの「ウタちゃんを一人にさせんな」からの「ケリつけてこい!」というセリフ!!!!!これゾロのかっこよかったところNo.1でしょ~~~~~~!!!!!!よかったです。
そして最後の最後、ルフィが目を覚ました時に起きていたのがフランキーとジンベエとゾロだったんですよね。そしてシャンクスは?ウタは?というルフィからの問いに酒瓶で「ん」と指します。それがぶっきらぼうだけどかっこよかったなぁ。ていうかゾロといえば「いつも寝てる」イメージがあったので、こういう時は起きてるんだ…となんだか感動しました。さすが副船長と呼び声高き(俺の声)男だなと思いました。

コビー

舞台挨拶の時に田中さんが「コビーの成長っぷりがかっこよかった」って仰ってたんですが、まさにその通りでした。
ウタの周囲に変化がある度に立ち上がろうとするヘルメッポを制止するの先が見えすぎていてそれも見聞色なのかーとか思ってました。
それにしても今回の映画、コビー大活躍でしたね。指揮をとってるときとかめちゃめちゃかっこよかったです。
ローとバルトロメオと一緒にいるときのルフィの前に現れて「どうやってここがわかった!」とローに言われても「見聞色を使って」とは言わずに「ルフィさんの存在を感じて」と言ってるのがまたよかった。ほんと海軍のくせにルフィ大好きだなコビー。
そしてロッキーポート事件の英雄、と言われているのは知っていたけど、あの会場の人たちから歓声浴びるほどの英雄だったんだと初めて知りました。
改めて初期のコビーを思うと、ルフィに「おれ、お前嫌いだなー」と言われた人物とは思えない成長っぷりでした。かっこよかったです。

ブルーノ(とカリファ)

CPがどう出てくるのかと思ったらほぼほぼ海軍と協力して、みたいな感じでしたね。ブルーノが能力を使いすぎて小さくなったのは能力の限界からなのか?ウタの能力なのか?わからんけどチビブルーノ、かわいかったですね。まさかブルーノにかわいいという感情を持つことになるとは思ってもいませんでした。
そしてカリファも久々の登場っていうかまさか劇場版に出てくるとは思わなかったんですけど、ちゃっかりシャンクスに庇われてたり結構美味しかったですね。カリファは耳栓でもしていたのか?(ウタワールドに入ってなかったから)

ブリュレとカタクリ(とオーブン)

ママへの手土産としてウタを攫いにくるブリュレとオーブン。すぐウタに捕まってしまうわけですが。そんなブリュレを見て「妹を奪われて黙っている訳にはいかない!」とエレジアに向かうカタクリですけども。え?オーブンのことは?え?妹だけ?弟は?弟はいいの?という気持ちと、ブリュレはカタクリと同じく「顔」にコンプレックスを持っているから兄妹の中でも特別な絆を持ってるんだなという激熱な気持ちが混ざりましたがやっぱオーブンのことはいいの?
そして!「赤髪!必要なのは同時攻撃!」と魔王戦中に登場するカタクリ。ひ、ひえ~~~~~~~~~かっこいい~~~~~~~となりました。シャンクスに「何しに来た!」と言われ「妹を、助けに来た!」と蹴りつけるカタクリにひ~~~~~~~かっこいい~~~~~~となりつつもオーブンは??????となりました(しつこい)
ところで攻撃メインの戦闘として、挙げられていたのがゾロとローとオーブンで、え、オーブンその二人と肩並べるの?という気持ちにもなりましたが懸賞金の額を見ればまあ確かに攻撃メインだろうな…と一人で納得していました。

クラゲ海賊団

山田さんとせいやさんがワンピの大ファンということで、武道館の舞台挨拶で山田さんが上映前に感極まって泣いてしまったのを見て、「この人は本物や…」と感動しました(?)
大体ゲスト声優のお芝居ってすぐわかっちゃうんですけど(いい意味でも悪い意味でも目立つから)このお三方はそんなに目立たなくて馴染んでいましたね。すごい。
セリフは最初だけだったけど、最後の共闘でもちゃんと協力して戦ってるクラゲ海賊団、かわいかったです。

バルトロメオ

「ウタ様」というほどのオタクなのにルフィの危機で守りに入ってくるバルトロメオは何よりもルフィオタクなんだなって思いました。
どうでもいいんですけど、テンパったりすると訛りがひどくなるバルトロメオですが、崖から落ちた時に「大丈夫だべ!おれのバリアさすげぇべ!」と言ってて東北イズムを感じる。なんかよかったです。
あとバルトロメオの戦闘衣装かっこよかったですね。帽子がよかったです。ていうかバルトロメオ、「音」のバリアも張れるんだね。バルトロメオ、初登場のコロシアムの時は最強では!?ってくらい強いイメージあったけどその後麦わらの一味オタクバレして(オタクバレ?)からあんまり強くなさそうなイメージになってしまいましたが、やっぱり能力が強いからちゃんとしてれば(ちゃんとしてれば?)強いんだろうなと思いました。

ロー(とベポ)

いや何よりもさぁ…ベポの付き合いでライブに来るローちゃんかわいすぎん????しかもベポ、暴走し出したウタを見ても「ウタちゃーん!」と言うほどの強火だし。恰好も含め。
そしてルフィの入ったバリアボールを転がすローちゃん is プリティすぎでは?????なぜ転がしていた????自走(というかバルトロメオが歩けば動く)するのに何故転がしていた????かわいいな。
そしてウタワールドの戦闘ではひたすらやられていた感があっておっと?と思いましたが、現実世界で眠りながら操られている一撃がバカ強くてやっぱりローちゃん強いんだな…と再確認しました。
それから隠れているところをウタに見つかってベポが小さくされたときのローちゃんのリアクション。本当にあなたはベポが好きだね、と思いました。
そして!!!エンドロールのローちゃんの表情!!!!あれはウタの騒動後、それでもなお永遠に愛される歌姫・ウタっていうエンドロールなんだろうなと思って見ていたのですが、ローちゃん自身はウタに興味がなく、騒動でも散々な目に遭っていたのにウタの曲(だと思う)を聞いて微笑むんだ!?!?!?!?!?!?!?!?と思いました。それがめちゃめちゃかっこよかったです。
それにしてもローちゃんとルフィの海賊同盟、一生続いてくれ…と思いました。スタンピードでも共闘し、今回も共闘し、もはや仲間では????感があるのに、同盟解除されたら悲しすぎるよ…。でも同盟じゃなかった頂上戦争編でもルフィを救ってくれたローちゃんはきっと解除後もなんだかんだルフィの味方してくれんじゃないかなと思いました。これは願いです。

ヤソップ

カタクリが来て「見聞色の覇気を使えばウタワールドの世界が見える」という情報を得て、シャンクスが「見聞色の覇気使いはお前だけじゃない!」と言いヤソップが「あいつはまだ駄目だ!冷静になっちゃいねぇ!」と言ってて誰のことだ?と思わせてからのウソップと通じ合って「やーっと気づいたか!バカ息子!」という一言はもう胸アツでした。でも勝平さんが言うように「母親の死にも駆けつけない親父の久しぶりに会った一言ではない」と言われればまあそれは確かにそうなんですが。まあでも色々言いたいことがあった上でのこの一言なんだろうなと思いましたね。
そのあとの「俺の指示に沿って動いてくれ!」は長年海賊団で狙撃手を担ってきた男の言葉って感じでかっこよかったですね。

ベン・ベックマン

ベン・ベックマンって私の中で長年クールでかっこいい男としてイメージが作り上げられていたんですが、回想シーンで「見たか!おれたちに戦いを挑むからだ!」って勝利にわいわいしている姿を見て、え~~~~~~~?か、かわいい~~~~~~~~~?????となりました。そして四十億巻にて明かされた「プレイボーイ、女好き」という設定…!それはそれでかっけぇ…!
かと思えば現実世界で、黄猿が市民に手を上げようとしたのを止め、「おかしいねぇ、海軍が市民を殺そうとし、海賊がそれを止めるなんて」と言われたときに「肩書なんて関係ねぇ、これ以上おれたちの娘に罪を背負わせないためだ」と返しているのを聞いて、思わずため息が出ました。かっこよすぎて。シャンクスの娘、となってるけど赤髪海賊団のみんなでウタは育てていて、シャンクスだけでなく他の船員にとっても「娘」なんだな…と思うとめっちゃ愛されてるじゃんウタ…となりました。それがまた切ない。

ホンゴウ

船医のホンゴウさん、かっこよくなかったですか?かっこよかったです。もっと彼について知りたい(恋?)

ゴードン

ウタの育ての親。そしてかつてのエレジア国の国王。ずっと謎の男って言われてたからこの人が結局黒幕で悪い人なんじゃないかなぁと勝手に予想していたのですが、反対でしたね。誰よりも愛が深くて情に厚くて、ウタのことを思っている優しい人でした。ネタバレ解禁の舞台挨拶で津田さんが「怖い顔した優しいおじさんでした」って言っててすごく頷きました。顔は確かに怖いよね。
ルフィを庇ってウタの攻撃を受けるシーンも、泣きながら「あの子の歌は世界中を幸せにする歌なんだ!なのにこれじゃああの子が不憫すぎる…!頼む!ウタを救ってくれ!」と叫ぶシーンも、めちゃめちゃ響いてボロボロ泣きました。そして「すべて私のせいだ!なにかと理由をつけて逃げてばかりで愚か者だ!罰は私一人で受ける!」と嘆き、ウソップとサンジに「立派だよあんたは」と励まされたあと、「くぅ…」と言って涙するところもめちゃめちゃよかったです。ゴードンの叫びにいちいち泣いてました。12年間、ウタに噓をつき続けながらもシャンクスとの誓いを果たそうとするのはどれほど胸が痛かっただろうか。ウタも10年くらいは暗いままだったみたいだし、そんなウタを見続けるのもつらかっただろうなと思いました。そんなウタを一人で育て上げたゴードンさんは素晴らしい音楽の国の国王だなと思いました。エンドロールで子供たちに音楽を教えている姿を見てまたほろり。また素敵な歌い手を育ててね。

シャンクス

池田さんが「回想で出るのかと思った」と仰っていて、私もそうだと思っていました。シャンクス、めっちゃ出てくる。そしてめっちゃ戦う。
回想シーンのウタとルフィの子供時代の時のシャンクスもかっこいいんだけど、二人の子供にひっつかれる海賊のお頭って何????海賊とは????みたいな気持ちにならんでもなかったです。でもそれだけシャンクスが魅力的ってことだよなぁと思いました。
そして現実世界でのシャンクスの登場シーン!!!!!あんなんずるいでしょう!!!かっこよすぎてもうあの登場シーンから涙だばだば出てきました。もうそこからずっとシャンクスがかっこよすぎて泣きっぱなしでした。
黄猿がウタを攻撃しようとして、剣(グリフォン)を振り下ろし、「悪いな、親子喧嘩の最中なんだ、邪魔しないでもらえるか」なんてもう…もう…(語彙がない)
シャンクス、どうやって戦うんだろう?と思っていたけど、技名とかは(本編に出てないのでそれはそうだと思うけど)なく、ひたすら剣で戦うって感じでしたね。ところどころ「ヤソップのやつ、(ウソップと)仲良いじゃねぇか」とか「ルフィか」とか言ってるところに余裕を感じましたね。多分、あれはウタの暴走を止めるのには本気だったとしても戦いとしてはまだまだ本気じゃないんだろうなとか思いました。
そして、全てが終わり、ウタワールドも解除され、海軍がウタを狙おうとした時、「こいつはおれの娘だ、おれたちの家族だ、それを奪おうって言うなら死ぬ気で来い!」と言って、あの覇王色の覇気。つええ。それよりもウタはシャンクスからこの言葉をもう一度かけてほしかったんだろうな、とシャンクスの腕の中のウタの泣き顔を見ながら思いました。
そしてラスト、赤髪海賊団の船の上でウタのパーカーを囲む船員と、シャンクスの表情。それでまあ色々察しましたが、あの表情もかっこよかったですね。最初、映画の情報を聞いたとき、あのシャンクスが父親だった????まさか…そんな夢小説の設定みたいなことあるわけ…と思ってましたが、ちゃんと父親の表情をしていましたね。

ウタ

上映前からFNS歌謡祭に出たり、YouTubeでMV出したり、何かと露出が多かった今作のヒロイン。何より「シャンクスの娘」というのが衝撃的すぎてワンピファンがどよめきましたね。
実の親子なのかどうか、とかも言われていましたが実際、戦いの中の戦利品に紛れていた拾われ子を実の娘のように育てていた、ということで。そんな夢小説みたいな設定…ありがとうございます(?)
最初の印象としては本当に「歌姫」だなという感じで、「新時代」で心をぐっと掴まれました。Adoさんの歌、元々好きだったんですけど今回はやっぱり「ウタ」として歌ってるんだなという印象もありました。また名塚さんとの相性もいい…!
ステージに現れたルフィと再会の抱擁をするシーンとかめっちゃ夢小説で何度も見てきましたね(?)それから一味の前でルフィと昔のように勝負する姿とか…それも知ってるわ夢小説で読んできた(??)それがまさか映像になっをて見れるとは思わず…なんだか感慨深くなりました(何故)
頂いたマロにもあったんですけど、ウタは12年間ほとんど外の世界を知らずに育ってしまい、きっと中身が未熟なまま大人になったんだろうなと思います。だからこそネズキノコの副作用もしっかり効いていて、尚更凶暴性が増したんじゃないかなぁと思いました。また、ウタが世界の人々に歌を届けるようになってからエレジア壊滅の真実を知ってしまったのも彼女の二面性を作る要因になったんだろうなと思いました。世界で歌姫、救世主として認知される傍ら、本当の自分は国を壊滅させてしまう恐ろしさを持っているし、あんなに大好きだった赤髪海賊団のことを信じきれなかったという真実に耐えきれなかったんだろうなと思いました。だからもう「後戻りはできない」と思ってネズキノコに手を出し、心で生き続けることを決心したんだと思います。
シャンクスはそんなこと(国を滅ぼすとか)しねぇ!と言うルフィに対して「じゃあ私の12年は何!?」と返したウタ、そこに全てが乗ってる気がしました。つらかった12年だったよね。真実を知らなかったとしても、知ってしまったあとも、つらかっただろうなと思いました。そんなウタをずっと見守っていたゴードンさんの12年もつらかっただろうな。この2人のことを思うと本当に切なく、つらくなってしまう。だからこそ、最後にシャンクスの腕の中で最期を迎えたウタはそれがささやかな幸せだったのかなと思います。「シャンクス、会いたくなかったけど会いたかった」この一言、すごく複雑で難しいけどすごくウタの感情を表すセリフだなぁと思いました。そしてこれを飲めば助かると差し出された薬を拒絶したのも「後戻りできない」と思ったからだったのかな、と思いました。四十億巻に巨大ライブのもう一つの目的として「シャンクスが来てくれるかも」というのがありました。最後にありがとう、ごめんねを伝えたかったとのこと。うう…悲しい。すごく悲しい物語だった。なんだかFILM Zの時もZ先生が一人戦い死に行く姿が描かれていたなと思ってましたが、それを思い出しました。あれも切なく悲しい物語でしたね。またシャンクスの腕の中で死にゆく中でアカペラで歌う「風のゆくえ」がめちゃめちゃいい…!あそこはAdoさんが歌った、というより芝居してましたね。素晴らしかったです。

ルフィ

本編でもそうだけど、劇場版のルフィって「サンジとかゾロとかかっこいいキャラは色々いるけど最終的に一番かっけぇのはルフィ」って強く思わせてくれるから好きなんですよね。今回のルフィ、敵対しているウタに対して一切手を出しませんでした。トットムジカは別として。ただウタにはやられっぱなしでした。それについて、最後のウタワールドの残り香みたいな世界でウタに「どうしてあたしを殴らなかったの?」と聞かれ、とっっっても優しい声で「言ったろ、おれのパンチはピストルのように強いって」って言うんですよ!!!!!!!それが!!!!!!どんだけ泣けるか!!!!!!!(落ち着けよ)そこがめちゃくちゃ好きでめちゃくちゃかっこいいんですよ、ルフィ。そして何もウタに対して何も言えずにいると、ウタから麦わら帽子を被らされ「もっとこの帽子が似合う男になるんだぞ」と言われるルフィ。何も言わず俯くだけのルフィ。ルフィもどんな気持ちだったでしょうか。ライブの前半では「ウタに会えてよかった!」と笑顔全開だったのに、物語が進むにつれウタが間もなく死ぬと聞いて顔色が変わるルフィ。ウタとの思い出はシャンクスがフーシャ村にいた期間よりちょっと短いくらいかな、と思いますが、それでも色濃く残っているだろうし、それまで年が近い子供がフーシャ村にはいなかっただろうから、数少ない「友達」の一人だったんだと思います。もしかしたら「唯一」かも。ルフィは海賊団を作るにあたって「まずは音楽家が必要だな」とずっと言っていました。「だって海賊は歌うんだぞ?」とずっと言っていました。その知識っていうのはウタが影響しているんだろうなとここで辻褄が合ってしまうわけですね。だからそんなに音楽家が欲しかったのか…と。そんなウタが死んでしまう、と聞いて、そして世界を転覆させようとしていると聞いて、どんな気持ちだったでしょうか。ルフィは何度も「シャンクスのところに戻ればいいだろ」と言い、シャンクスがウタを捨てたと聞いてもそれを信じませんでした。そして「娘がこんなことしてるのにシャンクスが黙ってるわけねぇだろ」と言うわけです。いやそうなんだよな、すごくルフィはまっすぐその通り!ということを言う人なんだよな。でもそのまっすぐさがウタにとっては眩しすぎたのかもしれませんね。だからウタは新時代にルフィはいらないと言ったのかもしれない。そして現実世界でルフィを殺そうとしたのかもしれない。でもウタの中にもルフィの思い出は色濃く残っていて、だからこそ、ウタの新時代のマークに昔ルフィが描いた麦わら帽子の絵が使われていたんだと思います。トットムジカを発動させたウタに、シャンクスが登場してルフィの声も届くようになり、ウタがルフィに涙を流しながら「ルフィ…」と助けを求めるかのように呼ぶのです。でもトットムジカの勢力が増してしまい、ウタがとりこまれてしまいます。そんなウタを救ってほしいというゴードンさんの悲痛な叫びに対してルフィは「当たり前だろ」と言います。当たり前と言えばあの有名なシーンでもありました。ナミがアーロンに裏切られて泣いているところに「助けて」と言い、それに対して「当たり前だ!!!」と言うシーンです。その時に比べたらずっと落ち着いた声で、静かに「当たり前だろ」と言うんですよ。2年、修行した2年があったなと感じましたね。17歳から19歳になったんだなと感じました。
そしてウソップの活躍によりトットムジカの手足を封じ込め、あとは本体のみ、と言う時。シャンクスとルフィの共闘の作画がもう良すぎてやばかったですね。劇場版だからこそ見れる作画の良さの暴力って感じでした。もうめちゃくちゃかっこよかった。ギア4からいつのまにかギア5になっていたのもやばかった。ギア5なんて映画公開の数日前にやっと出た新刊で出たばかりなのに。もうここで映像化が見られるのか!と思いましたね。しかもめちゃくちゃいい作画で。
そして、最後、ゾロから指された方向を見て、赤髪海賊団と、その中にいるウタを見て、なにかを決意するような顔をするルフィ。シャンクスもここかっこよかったけど、ルフィもかっこよかった。ルフィ、今まで「この海で一番自由なやつが海賊王だ」とか言ってて、とにかく自由になりたいみたいなことは言っていたけど、ウタの「なんで海賊王になりたいの?」という問いに「新時代をつくるためだ」と明言していて、そうなのか…となりましたね。きっとその気持ちが更に強まった瞬間の顔をしていたんじゃないでしょうか。そしてエンドロール開けの最後、サニー号に声をかけ、最後に「海賊王におれはなる!」と決めゼリフ。このセリフ、アニメでは予告で毎回言っててもうめっちゃ聞き馴染みのあるセリフなんですけど、ここですごく意味が深まったというか、改めての決意を感じました。田中さんも海賊王になるなると言って23年経ちましたけど…とか言ってましたが、ここで最終章に繋がっていくんだろうなと感じました。この作品もものすごく面白かったけど、ONE PIECEの今後も楽しみになってしまうような作品でした。

ちょっとした疑問

フィガーランド家

五老星が口にしていた名前です。ウタを見て、ウタを消さなければならない、という話をしていて、五老星の一人が「フィガーランド家の血筋でもか?」と言いました。フィガーランド家って今まで出たことない名前ですよね。これはシャンクスの娘だから出た名前なのか。ということはシャンクスがフィガーランド家なのか?フィガーラン「ド」ということは、ゴールド・ロジャーと同じくフィガーラン・D・〇〇だったりするのか、とか色々考えましたが結局わかりませんでした。FILM作品は本編に関わってくることが多いですが、きっとここが今後本編でも関わってくるところなのかなとか思いました。

燃えるシャンクスの剣

あれなんで燃えてたん?シャンクスの能力?

3回目のシャンブルズ

ウタワールドにて3回目のシャンブルズをした時、何もない空間から何もない空間へとウタが移動してました。シャンブルズって物を入れ替える技じゃなかったっけ?何もなくてもいけるの?

天竜人が関わっていてもか?」

チャルロス聖が登場したあと、五老星が「(ウタを)消すべきだ」と言うんですがそのあとに五老星の一人が「天竜人が関わっていてもか?」と言うわけです。これは単純にチャルロス聖のことを指してるでいいのかな?深読みしすぎ?



以上です。めちゃめちゃ長い文章をここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
私が語りたかったことはひとまず以上です。
またなんか思い出したらこっそり追記するかもです。


そして!今月のツイキャス20日(土)です!
今回だけ時間を22:00~にしていますのでお間違いのないようお願いします。


今回は以上です!
ここまでお読みくださりありがとうございました!
ツイッターだよ!
twitter.com

☆お題箱はこちら!
odaibako.net
⇛基本的にブログで返信します。

☆マシュマロもあるよ!
marshmallow-qa.com
⇛基本的にツイキャスでお返事します。伏せ有りのものはブログで返信します。

どれも良識を持ってお気軽にどうぞ。